本ページはプロモーションが含まれています. FPの教材評価

FP2級 合格のトリセツ 速習問題集 2023-24年版【プロがレビュー】

2023-06-30

FP2級 合格のトリセツ 速習問題集 2023-24年版
FP2級 合格のトリセツ 速習問題集 2023-24年版


【FP2級 合格のトリセツ 速習問題集 】って、問題数が適量で、勉強しやすいって本当ですか?

問題の解説が簡潔でわかりやすいって本当ですか?

それに、法改正に対応していますか?

要するに、、この問題集を使って FP2級に合格できますか?
具体的に教えて、詳しい人!


こういった疑問にお答えします。

本記事の内容

  • 元教材制作者の筆者が「FP2級 合格のトリセツ 速習問題集 2023-24年版」の教材評価を行っています。
  • 独自の6個の評価項目を用いて徹底評価し、点数づけしています。
    (「出題頻度」「解説の理解しやすさ」「問題数の適量さ」など)
  • 本記事を読むことで、変な教材に手を出して無駄な時間とお金を使うこともなくなります。


記事の信頼性

  • この記事を書いている私は、学習用教材の「教材制作」「教材評価」の業務に6年間たずさわっていました。
  • また「1級FP技能士」です。
  • 実際に問題集「FP2級 合格のトリセツ 速習問題集 2023-24年版」を入手して確認しました。
執筆・監修者:ひろ@1級FP宅建士
執筆・監修者:ひろ@1級FP宅建士


 この記事を読むことで、勉強開始までの「教材選択の時間ロス」をはぶき、効率よく学習を進めていだきたくことができます。


5分で読めますので、この教材の評価が知りたい方は、最後まで読んでみてください。


FP2級 合格のトリセツ 速習問題集 2023-24年版」の商品説明

  • 本問題集は、FP2級の勉強をする際に必要となる「学科試験の問題集」「実技試験の問題集」の位置づけです。
  • 学習対象者は、「初学者」または「リベンジ組」を対象としています。
  • 本問題集を読んだ第一印象は、問題の選択肢に対する「解説が簡潔でわかりやすい」ということです。


FP2級 合格のトリセツ 速習問題集 2023-24年版」の購入リンク

\問題数が適量で,解説が簡潔でわかりやすい問題集はこれ!/


独学の方に朗報です。

いまならクレアールのFP講座では受講料20%割引となるお得なキャンペーンを実施中です。

<キャンペン対象コース>
・3・2級セット合格コース 49,500円→39,600円(税込)
・2級合格コース 44,000円→35,200円(税込)

まずは、無料の資料請求をしてみてはいかがでしょうか?

▼FP講座が向いている方
・勉強にかける労力軽減と時間短縮がしたい方(ex.育児や家事があるが効率よく学習したい方)
・いちど 独学で挫折してしまい、今年は合格したい方

独学で勉強している方短期間の集中学習で一発合格したい方は、いまのうちに ぜひどうぞ!

リンク先の「資料請求フォーム」より、1分の簡単な入力作業でお取り寄せができます。

→ FP講座パンフレットを無料でもらう

FP講座パンフレットを無料でもらう

非常識合格法メソッド:試験に出るところ限定、やるべきことを確実にこなす過去問にしぼった重点学習でスピード合格!
クレアールは、50年以上の資格受験指導の歴史がある資格スクールです。


徹底レビュー

評判のいい「FP2級 合格のトリセツ 速習問題集 2023-24年版」【プロがレビュー】

FP2級 合格のトリセツ 速習問題集 2023-24年版 表紙
FP2級 合格のトリセツ 速習問題集 2023-24年版 表紙

結論は、問題数が適量かつ解説が簡潔でわかりやすいテキストを探している方は「買い」です。

その「メリット」、「デメリット」、「評価点」を見ていきましょう。

▼メリット

  • 問題の選択肢に対する「解説」が簡潔でわかりやすいです。
  • この「問題集」を1周することで、課目別に約3回分の過去問を解くことができます。
  • 同社LECの「速習テキスト(基本テキスト)」と、本「速習問題集」が”完全リンク”しており、「問題集」に「基本テキスト」の該当ページ番号を書き込む手間がはぶけます
  • 出題頻度の高い論点とそうでない論点が「重要度」アイコンでわかりますので「余裕があればやる、なければ飛ばす」といった判断がしやすいです。
  • 法改正に対応しています。

▼ややデメリット

「実技試験」の問題にて一部、同じページに「問題」と「解答」があり、解いている最中に「解答」(答え)が見えてしまうことがあります。(「学科試験」の問題については、「問題」と「解答」が別ページにあり、答えが見えることなく学習が進められます)

▼本問題集のタイプ

本「問題集」のタイプは、「分野別」過去問題集になります。

「問題集のタイプ」の説明

▼「分野別」過去問題集
・FPの課目である、金融、不動産、ライフ、リスク、タックス、相続 の「分野別にまとめられた」問題集です。
・メリット:課目ごとの論点をまとめて効率的に解くことができます。
・問題形式:1問4択式です。
・対象者:初学者、中級者 向け

▼「年度別」過去問題集
・本試験形式の問題の順番で出題される問題集です。
・メリット:本試験の予行練習ができます。
・問題形式:1問4択式です。
・対象者:上級者 向け

▼「一問一答式」過去問題集
・出題頻度が高い「選択肢を集めた一問一答式」の問題集です。
・メリット:通勤途中など、短い時間でも1問ずつこなすことができます。
・問題形式:一問一答式です。
・対象者:1肢ごとにじっくり解きたい「初学者」または「リベンジ組」

(スマホの方は、ピンチイン・ピンチアウトにて拡大・縮小ができます)

本,問題集のタイプ
本,問題集のタイプ

▼評価点は「28点/30点」です

当サイトは、独自の「評価項目」を用いて、本テキストを「評価点」をつけて評価しています。

  • 「評価項目」は、6項目です。
  • 「評価点」は、「評価項目」ごとに5点、合計で30点満点(6項目×5点)としています。

※25点以上は高得点です。

評価項目と評価点

カテゴリ評価項目評価点
(各5点)
内容面①出題頻度 A、B、Cランクの内容が
 網羅されているか?(網羅性)
②解説が理解しやすいか?
③法改正に対応しているか?
外観面
④問題数が適量か?
⑤解いている最中に解答が見えないか?
差別化
要素
⑥独自の差別化要素
合計点数
28/30

※評価項目ごとの評価点・評価基準は当サイトの独自のものです。
 定期的に調整していますので評価点が変わる場合がありますのでご注意ください。
※また、評価点は人によって感じ方が異なります。
 その場合は,点数よりも評価内容を参考になさってください。


 以下に、理由・根拠を詳しく解説します。

FP2級 合格のトリセツ 速習問題集 2023-24年版【徹底レビュー】

それでは理由・根拠を詳しく、以下の「評価項目」を用いて点数をつけて評価していきます。

  • 「評価項目」は、6項目です。
  • 「評価点」は、「評価項目」ごとに5点、合計で30点満点(6項目×5点)としています。


①出題頻度 A、B、Cランクの内容が網羅されているか?(網羅性)

A.すべて網羅しています。→ 5点

根拠

「課目」ごとの「出題頻度 A,B,Cランク」の網羅性は、下表のとおりです。

「出題頻度A,B,Cランク」の網羅性

課目「出題頻度A,B,Cランク」の網羅性
A ライフプランニングと資金計画10/12論点の「A,B,Cランク」を網羅
B リスク管理5/7論点 の「A,B,Cランク」を網羅
C 金融資産運用11/13論点 の「A,B,Cランク」を網羅
D タックスプランニング14/17論点 の「A,B,Cランク」を網羅
E 不動産6/9論点 の「A,B,Cランク」を網羅
F 相続・事業承継8/11論点 の「A,B,Cランク」を網羅
54/69論点 網羅

・日本FP協会の「FP2級の試験範囲」をもとに、直近 8回分の過去問を確認し「出題頻度」のランク付けを行っています。
・ランク付けは、出題傾向を考慮し、直近の過去問5回分程度の出題頻度から調整しています。

日本FP協会「FP2級 試験範囲」
https://www.jafp.or.jp/exam/subjects_02/

「出題頻度 A,B,Cランク」とは?

  • Aランクは、毎回(過去に5回以上/8回中)出題される頻度が高い論点であり、必至で覚えなければならない知識です。
  • Bランクは、ほぼ毎回(過去に4回/8回中)出題される頻度が高い論点であり、こちらも2番目に優先して覚えなければならない知識です。
  • Cランクは、2,3回に1度程度(過去に1~3回/8回中)のペースで出題される論点で、余裕があったら覚えたい知識です。
  • Pランクは、出題回数が0回(8回中)の論点であり、時間を割かないほうがいい知識です。

詳細な「論点別」の「出題頻度 A,B,Cランク」の網羅性は、下表になります。

(※スマホの方は、ピンチイン・ピンチアウトにて、拡大・縮小ができます)

論 点出題頻度
(A:高,B:中,C:低)
FP2級 合格のトリセツ
速習問題集
2023-24年版(LEC)
網羅性(〇/△/なし)
■A ライフプランニングと資金計画
1.ファイナンシャルプランニングと倫理
C
2.ファイナンシャルプランニングと関連法規
A
3.ライフプランニングの手法プロセス
A
(考え方はP)
4.社会保険(公的医療保険雇用保険)
A
(労災保険、育児休業、
 介護休業はP)
5.公的年金(国民年金、厚生年金)
A+
6.企業年金個人年金等
A
(財形年金はP)
7.年金と税金
Pなし
(出題ゼロで問題なし)
8.ライフプラン策定上の資金計画
 (住宅、教育資金)
A
(リタイアメントプランニングはP)
9.中小法人の資金計画
 (資金調達プランニング)
B
10.ローンとカード
C
11.ライフプランニングと資金計画の
  最新の動向
Pなし
(出題ゼロで問題なし)
12.貸借対照表損益計算書
 (※最近の頻出)
A
■B リスク管理
1.リスクマネジメント
Pなし
(出題ゼロで問題なし)
2.保険制度全般(保険業法、保険法)
B
3.生命保険
A
(保険約款、
 保険の権利の評価はP)
4.損害保険
A
(損害賠償の法的知識はP)
5.第三分野の保険
A
6.リスク管理と保険
A
7.リスク管理の最新の動向
Pなし
(出題ゼロで問題なし)
■金融資産運用
1.マーケット環境の理解
A
(金融商品の選択はP)
2.預貯金金融類似商品等
 (預貯金、信託商品)
A
3.投資信託(特徴)
A
(投資信託の分類、
 ディスクロージャーはP)
4.債券投資(特徴)
A
(債権のリスク、
 特殊な債権はP)
5.株式投資
A
6.外貨建商品(特徴)
C
(特殊な外貨建商品、
 ドル円換算はP)
7.保険商品
Pなし
(出題ゼロで問題なし)
8.金融派生(デリバティブ)商品(特徴)
B
(オプション,スワップはP)
9.ポートフォリオ運用(理論)
A
(投資リスクはP)
10.金融商品と税金
A
11.セーフティネット
A
12.関連法規
B
13.金融資産運用の最新の動向
Cなし
(出題頻度[低]で問題なし)
■タックスプランニング
1.わが国の税制
C
2.所得税の仕組み
A
(税額の計算はP)
3.各種所得の内容(計算)
A
4.損益通算
B(損失の繰越しはP)
5.所得控除
A
6.税額控除
A
7.所得税の申告と納付
A
(源泉徴収はP)
8.個人住民税
P
9.個人事業税
P
10.法人税
A
(益金、同族家族の規定はP)
11.法人住民税
P
12.法人事業税
P
13.消費税
A
14.会社、役員間および会社間の税務
A
15.決算書と法人税申告書
Cなし
(出題[低]で問題なし)
16.諸外国の税制度
P
なし
(出題ゼロで問題なし)
17.タックスプランニングの最新の動向
P
なし
(出題ゼロで問題なし)
■不動産
1.不動産の見方(調査)
A
(不動産の種類はP)
2.不動産の取引
 (宅建業法、留意点、借地借家法)
A
3.不動産に関する法令上の規制
 (都市計画,建築基準法)
A
(国土利用計画、農地、
 土地区画、都市再開発、
 土地収用法はP)
4.不動産の取得保有に係る税金
A
5.不動産の譲渡に係る税金
 (個人の税金、課税の特例)
A
(法人の税金はP)
6.不動産の賃貸
Pなし
(出題ゼロで問題なし)
7.不動産の有効活用(手法)
A
(建築関係はP)
8.不動産の証券化
Pなし
(出題ゼロで問題なし)
9.不動産の最新の動向
Pなし
(出題ゼロで問題なし)
■相続事業承継
1.贈与と法律
A
2.贈与と税金
A
(納税義務者、農地の特例、
 災害免除はP)
3.相続と法律
A
4.相続と税金
A
(納税義務者、農地の特例、
 災害免除はP)
5.相続財産の評価(株式等)
B
(動産、
 ゴルフ会員権の評価はP)
6.相続財産の評価(不動産)
A(農地の権利、負担付贈与、
  個人間売買の評価はP)
7.不動産の相続対策(延納物納対策、
 相続税引下げや移転、遺産分割対策)
C
(延納・物納あり)
8.相続と保険の活用
C
(株式公開・株式売却、
 遺留分の特例はP)
なし
(出題頻度[低]で問題なし)
9.事業承継対策(非上場株式の贈与税
 相続税の納税猶予制度)
C
10.事業と経営(M&A、会社法)
P
(M&Aなし.出題ゼロで問題なし)
11.相続事業承継の最新の動向
Pなし
(出題ゼロで問題なし)
論点数 計
6954
(〇は1、△は0.5
小数点は切上で集計)
評価点:
コメント:
5点/5点中
A,B,Cランクを網羅



②解説が理解しやすいか?

A.問題の選択肢に対する、「解説」が理解しやすいです。→ 5点

理由

  • 解説が「簡潔」に記載されていること。
  • 選択肢が「適切」(正当)の場合に、「選択肢自体」を読ませたり、「なお書き」と「補足」を適宜使い分けていること。

根拠

■根拠1:理由の1つ目、ライフ「問21 老齢基礎年金の繰下げ」(P44,45)にて、検証してみます。

老齢基礎年金の繰り下げは、「66歳以降に申請できる」こと、「付加年金は老齢年金と同時に繰下げ支給、減額・増額となる」こと、「老齢基礎と厚生基礎は一方のみの繰下げ、異なる時期から繰下げを選択できる」ことと、その条件を簡潔に説明しています。

根拠1:解説が「簡潔」に記載されている

ライフ「問21老齢基礎年金の繰下げ」(P44,45)
ライフ「問21 老齢基礎年金の繰下げ」(P44,45)

■根拠2:理由の2つ目、相続「問25 贈与税の申告と納付」(P546,547)にて、検証してみます。

・問題の選択肢が「適切」(正当)の場合は、「選択肢自体」が「適切」の解説文になっているため、その選択肢を読ませることで完結させるのがよく、本 問題集もそのようになっています。
 なぜなら「適切」の選択肢そのものの文面で出題される可能性が高いため、解説よりも「その選択肢自体」を読んで覚えたほうが実践的だからです。
・また、選択肢が「適切」(正当)の場合は、「なお書き」もしくは「補足」を入れて、付随する知識も解説しています。

根拠2:「選択肢自体」を読ませたり,「なお書き」と「補足」を適宜使い分けている

相続「問25 贈与税の申告と納付」(P546,547)
相続「問25 贈与税の申告と納付」(P546,547)

選択肢の解説は、「①簡潔」に解説することで基礎知識を暗記をしやすくし、適宜「②なお書き」や「③補足」の解説をくわえることで付随する知識の厚みが増すことができています。


③法改正に対応しているか?

A.法改正に対応しています。→ 5点

根拠

以下のように、法改正に対応しています。

※テキストと異なり問題集(過去問題集)は、まだ新年度の法改正の問題が掲載されていない場合があります。

■ライフプランニング

▼老齢基礎年金

  • 【改定前】:2022年度の老齢基礎年金額(満額)は、777,800円 であった。
  • 【改定後】:2023年度の新規裁定者の老齢基礎年金額(満額)は、795,000円 となる。
    2023年度の既裁定者の老齢基礎年金額(満額)は、792,600円 となる。
ライフの「問1 老齢基礎年金の計算式」(P94)
ライフの「問1 老齢基礎年金の計算式」(P94)

▼老齢厚生年金等

  • 【改定前】:2022年度の配偶者の加給年金額(特別加算は含めない)は、223,800円 であった。
    子の加給年金額(第1子,第2子)は、223,800円 であった。
    子の加給年金額(第3子以降)は、74,600円 であった。
  • 【改定後】:2023年度の配偶者の加給年金額(特別加算は含めない)は、228,700円 となる。
    子の加給年金額(第1子,第2子)は、228,700円 となる。
    子の加給年金額(第3子以降)は、76,200円 となる。
ライフの「問5 老齢基礎年金 支給額」(P112)
ライフの「問5 老齢基礎年金 支給額」(P112 解説)

■金融資産運用

NISA制度が新NISA制度にて拡充されます。

▼非課税保有限度額

  • 【新設】:非課税保有限度額が1800万円となり、つみたて投資枠と成長投資枠と別枠で利用できる。

▼年間投資上限額

  • 【改定前】:つみたてNISAが40万円、一般NISAが120万円 であった。
  • 【改定後】:つみたて投資枠(名変更)が120万円、成長投資枠(名変更)240万円 となる。
金融の「問283」(P281)
金融の「問283」(P281)

■相続

▼贈与税の計算方法

相続時精算課税制度を選択時の贈与税の金額(※2024年1月1日以後に適用)

  • 【改定前】:(贈与者ごとに1年間に贈与を受けた合計額-2,500万円)×一律20% であった。
  • 【改定後】:{(贈与者ごとに1年間に贈与を受けた合計額-毎年110万円の基礎控除)-2,500万円}×一律20% となる。
相続の「問8」(P576)
相続の「問8」(P576)

ほかにもありますが、法改正に対応しています。
法改正は試験で毎年狙われますので、対応していると安心感があります。


④問題数が適量か?

A. 適量です。→ 5点

理由

・「学科試験」の各課目は10問ですが、本「問題集」は出題頻度が高い問題を中心に課目別に30問強 用意されていることで、1周あたり3回分の過去問が解ける構成になっています。
 2級FPの問題数としては適量です。

・「実技試験」は、「FP協会」分が課目別に10問程度「きんざい」分が課目別に5問となっており、適量です。

根拠

課目ごとの「学科試験」と「実技試験」の問題数は、下表のとおりです。

課 目問題数
■1.ライフプランニング
 学科
37問
 実技
第11問(FP協会)+第5問(金財)
■2.リスク管理
 学科
34問
 実技
第5問(FP協会)+第5問(金財)
■3.金融資産運用
 学科
34問
 実技
第14問(FP協会)+第5問(金財)
■4.タックスプランニング
 学科
36問
 実技
第11問(FP協会)+第5問(金財)
■5.不動産
 学科
31問
 実技
第13問(FP協会)+第5問(金財)
■6.相続・事業承継
 学科
36問
 実技
第12問(FP協会)+第5問(金財)
■特別編
 総合問題1
第3問(FP協会)
 総合問題2
第3問(FP協会)
学科問題合計:
208問
実技問題合計:
66問(FP協会)、30問(金財)

本問題集は、「分野別」の過去問題集であり3回分の過去問題を解くことができ、十分な問題数ですので、安心してお使いいただけます。


⑤解いている最中に解答が見えないか?

A.「実技試験」を解いている最中に「解答」が見えてしまう。→ 3点

理由

・「実技試験」の問題について一部、同じページに「問題」と「解答」があり、問題を解いている最中に「解答」(答え)が見えてしまい、学習のペースが乱されてしまうことがありました。(P172、173、179、483、484)
・「学科試験」の問題は、「問題」と「解答」が別ページにあり、答えが見えることなく学習が進められます。(OK)

根拠


「実技試験」を解いている最中に「解答」が見えてしまう

不動産の「第8問」(P483)
不動産の「第8問」(P483)

「問題」と「解答」が同じページにあると、解いている最中に「答え」が見えてしまい、都度ストレスを感じてしまいます。

この問題集も「学科試験」の問題のように、「実技試験」の問題は「問題」と「解答」は別ページに配置したい。
(※「学科試験」の問題は、「問題」と「解答」が別ページにあり、答えが見えることなく学習が進められます)


⑥独自の差別化要素

  • 「速習テキスト」とリンクしている
    本「速習問題集」と、同社の「速習テキスト」がリンクしており、テキストの説明文を探す時間が短縮できます。
  • 「重要度アイコン」の表示がある
    出題頻度に応じて「重要度A,B,C」とアイコンが表示されており、「余裕があればやる、なければ飛ばす」といった判断がしやすいです。
  • 学習の進捗を「チェックボックス」に残せる
    この問題を何回やったかを「チェックボックス」に記録を残すことができ、正誤の復習が効果的に行えます。
    → 5点

根拠

■1.「速習テキスト」とリンク

別の会社の「基本テキスト」と「問題集」を使っていると、「問題集」に「基本テキスト」が該当するページ番号を書き込む必要がりますが、この問題集は同一の会社で「速習問題集」と「速習テキスト」がリンクしており、ページ番号を書き込む手間がはぶけます。

受験勉強では「問題集」を解く最初の1周目に、「問題集」に「基本テキスト」の該当するページ番号を書き込む作業を行いますが、「問題集」と「基本テキスト」がリンクしていると、この手間がはぶけてとても助かります。
→ 受験生の負荷を軽減する仕組みが盛り込まれているテキストです。

「速習テキスト」とリンク
「速習テキスト」とリンク

■2.「重要度アイコン」の表示

出題頻度に応じて「重要度A,B,C」とアイコンが表示されており、「余裕があればやる、なければ飛ばす」といった判断がしやすいです。

「重要度アイコン」の表示
「重要度アイコン」の表示

■3.学習の進捗を「チェックボックス」に残せる

この問題を何回やったかを「チェックボックス」に記録を残すことができ、学習の進捗が確認しやすいです。

学習の進捗を「チェックボックス」に残せる
学習の進捗を「チェックボックス」に残せる


まとめ

メリット

  • 問題の選択肢に対する「解説」が簡潔でわかりやすいです。
  • この「問題集」を1周することで、課目別に約3回分の過去問を解くことができます。
  • 同社LECの「速習テキスト(基本テキスト)」と、本「速習問題集」が”完全リンク”しており、「問題集」に「基本テキスト」の該当ページ番号を書き込む手間がはぶけます
  • 出題頻度の高い論点とそうでない論点が「重要度」アイコンでわかりますので「余裕があればやる、なければ飛ばす」といった判断がしやすいです。
  • 法改正に対応しています。

ややデメリット

「実技試験」の問題にて一部、同じページに「問題」と「解答」があり、解いている最中に「解答」(答え)が見えてしまうことがあります。(「学科試験」の問題については、「問題」と「解答」が別ページにあり、答えが見えることなく学習が進められます)

まとめ

  • 評価点は「28点/30点」であり、結論は、問題数が適量解説が簡潔でわかりやすい「問題集」を探している方は「買い」です。
  • 評価したところ、学習対象者は「初学者」から「リベンジ組」向けの問題集です。

FP2級 合格のトリセツ 速習問題集を使うことで、
勉強開始までの「教材選択の時間ロス」をはぶき、効率よく学習を進めていだきたくことができます

以下は、今回レビューしたFP2級 合格のトリセツ 速習問題集の購入リンクです。
「FP2級に合格したい!」という方は、ぜひご検討ください。


購入リンク:FP2級 合格のトリセツ 速習問題集 2023-24年版

\問題数が適量で,解説が簡潔でわかりやすい問題集はこれ!/


関連レビュー記事

”完全リンク” している「速習テキスト(基本テキスト)」(同社LEC)のレビュー記事

 本記事の「速習問題集」と、下のリンクの「速習テキスト(基本テキスト)」が ”完全リンク” していますのでセットでの購入をおすすめいたします。
 レビュー記事です。どうぞ、ご参照ください。

 → FP2級 合格のトリセツ 速習テキスト 2022-23年版【プロが徹底レビュー】

参考FP2級 合格のトリセツ 速習テキスト 2023-24年版【プロがレビュー】

続きを見る

-FPの教材評価
-