「いままで 2級FP や AFP は合格できたけど、CFPの勉強なんてしてきてないし、独学で合格できるか不安です。」
「難易度も高そうだし、、、大丈夫かな…。」
「働いていて時間がないけど、どうすれば時間がつくれるのかな。」
「がんばりたい気持ちはあるけど、勉強の手順がわかりません。
具体的な対策を教えてください。」
こういった疑問にお答えします。
本記事の内容
- この記事は、私がCFPに挑戦した3年間の経験がつまった勉強方法の集大成であり、具体手的なアクションプランも提示しています。
- 私は金融とは関係ない異業種からの挑戦でCFPを受けたため、知識ゼロからの挑戦であり、受験対策を考えて取り組みました。
- この記事を読むことで、合格までの【ステップ】が理解できますし、【合格後の未来】もイメージできるようになります。
受験生さまへのメッセージ
本記事は、次の方に向けて書いています。
- 働きながら、独学でCFPの勉強をがんばりたい方
- どうやって勉強したらいいか わからない方
- リベンジ組だけど、今年は合格できるか不安な方
この記事の信頼性
「CFP ®」資格認定者である、私が実体験をもとにわかりやすく解説します。
CFPの学習手順、具体的な勉強の始めかた、マインドセット、勉強習慣、本試験でのケアレスミスの防止法、その後の未来までを、余すことなく盛り込んでいます。
10分で読めますので、最後まで読んでみてください。
もくじ
- 1 CFPは正しい勉強方法であれば独学でも合格できます
- 2 1課目の合格に必要な勉強期間は「初学者は 2か月」「リベンジ組は 1か月」必要
- 3 用意する教材パターンは3種類
- 4 過去問題集とテキストは「論点ごと」に進める
- 5 課目別「CFP精選過去問題集」を5周するのに必要な日数
- 6 理解、整理、暗記の順序を意識する
- 7 頻出の「3つ星☆」,数回に一度出る「2つ星☆」の問題を中心に覚える
- 8 暗記は、目に入れる回数を増やす
- 9 勉強中は、スマホを別の部屋へ置く
- 10 2級FPやAFPの受験から期間が開いても、2週間も続けると勉強習慣を思い出す
- 11 勉強の調子が良いところで中断する【翌日へのモチベーションが持続する】
- 12 お酒をやめると、社会人でも平日の勉強時間が2時間確保できる
- 13 電卓は「大きくて,重厚,視認性が良い」ものを使う(キヤノンHS-1220TUG)
- 14 模試は、必須ではない【過去問優先】
- 15 試験直前の2、3週間前は新しい知識を入れない
- 16 本試験会場での「全課目共通」の対策
- 17 本試験で問題を解く順は「文章問題」「定番計算問題」「難解な計算問題」
- 18 CFP試験の課目別の対策
- 19 本試験では、実力の9割以下しか発揮できない
- 20 本試験のケアレスミスを防ぐ【3秒の確認】
- 21 勉強にかける労力と時間を軽減したい方は,通信講座をおすすめします
- 22 合格したあとの未来【CFPになった感覚をつかもう】
- 23 購入リンク:CFP精選過去問題集
- 24 購入リンク:CFP標準テキスト
- 25 関連記事:CFPと宅建の「難易度」「重複している出題内容」、1級FPの「実技試験」
CFPは正しい勉強方法であれば独学でも合格できます
「CFP」という試験を受ける方は、銀行や証券会社、保険会社など金融系に努めている方がほとんどだと思いますが、私の場合はまったくの別業種からの挑戦であり、知識がゼロの状態から勉強をスタートしました。
途中のライフでは、1点足りず不合格で すごく悔しい思いをしましたが、リベンジでは演習の数を増やし、正確な知識を覚える努力をして、合格を勝ち取ることができました。
こんな私でも、仕事をしながら、家事をしながら、独学で「CFP」試験に合格できています。
忙しくても、正しい方法で効率よく学習を進めれば、大丈夫です。
具体的な勉強方法を、詳しく説明します。
1課目の合格に必要な勉強期間は「初学者は 2か月」「リベンジ組は 1か月」必要
初学者の場合、CFPの1課目の合格に必要な勉強時間は、実質的に80時間~120時間は必要です。
課目別の目安の勉強時間は、次になります。
課目 | 必要な勉強時間 |
---|---|
・金融 ・ライフ | 120時間くらい |
・不動産 | 100時間くらい |
・タックス ・相続 ・リスク | 80時間くらい |
1日2時間勉強したとすると、2か月で120時間(2時間×60日=120時間)になります。
働きながら受験される方は、1つの課目の勉強期間を「1.5か月~2か月」と見込んでおくと余裕があるでしょう。
例えば、
- 6月に1課目を受けたい場合は 4月から勉強開始
- 11月に1課目を受けたい場合は 9月から勉強開始
と見込んでおくとよいです。
リベンジ組は、一度学習した記憶の復元は早いですし、勉強を進めると知識の厚みが増してきますので、1課目あたり1か月あれば足ります。
ほんとに「金融とライフは,120時間も必要なの?」という声が聞こえてきそうですが。
例えば、
・金融は、難易度の高い計算問題を正確に早く解くために、
・ライフは、範囲が広く計算問題と知識問題を自分のものにする必要があり、
120時間でも少ない場合があります。
「文章問題」と、パターン化された「定番計算問題」を完璧にして、さらに「難解な計算問題」も数問正答できる下地を作る必要があります。
私がライフを初受験したとき、パターン化された係数とライフプランの問題で間違えてしまい、1点足りずに落ちた苦い経験があることもその理由です。
ネットでは確かに 1週間で合格とか、全課目一括受験で合格とか、そういう方もいますがレアケースですし、すこしリスクを取りすぎです。
CFPは、合格率が30%前後の試験ですから、初学者が完璧にして本試験に挑む必要があります。
初学者や働きながら受験される方が合格に必要な勉強期間・勉強時間は、
1課目あたり2か月をみて、80~120時間は確保しましょう。
実際にCFP試験にかけた勉強時間も公開
私が実際にCFP試験にかけた課目別の勉強時間とトータルの勉強時間です。
課 目 | 勉強時間(単位h) |
---|---|
CFP金融 | 150時間 |
CFP不動産 | 109時間 |
CFPライフ(初回) | 118時間 |
CFPライフ(リベンジ) | 75時間 |
CFPリスク | 103時間 |
CFPタックス | 129時間 |
CFP相続 | 75時間 |
CFP 小計 | 759時間 |
※「CFPライフ」は二度目に合格していますので、ストレートでいけばトータル640時間くらいになります。
用意する教材パターンは3種類
次の、どの教材パターンでも合格はできますが、理解度が異なります。
私は、次の①~③すべて試していますが、リベンジ組や,理解から入りたい方は「パターン③」をおすすめします。
- パターン①:CFP精選過去問題集のみ
- パターン②:CFP精選過去問題集+2級FPテキスト
- パターン③:CFP精選過去問題集+CFP資格標準テキスト
パターン①:CFP精選過去問題集のみ
過去問題集は、「CFP精選過去問題集」のみの場合です。
「CFP精選過去問題集」は、同じ論点の問題をまとめて解くことができ、理解と記憶の定着が早く学習効率がよいです。
デメリットは、過去問題集に対する解説のみになり、理解できない部分があると暗記でゴリ押しする問題が数問発生してしまいます。
※理解できているとは、「CFP精選過去問題集」のみで、過去問題を9割以上得点できることが理解の目安です。
CFP精選過去問題集
パターン②:CFP精選過去問題集+2級FPテキスト
「CFP精選過去問題集」を1冊、「2級の基本テキスト」を1冊のパターンです。
2級FPのテキストは、基礎知識の確認には使えます。
ただし、CFPの試験範囲が網羅されていないため、理解できない問題があると暗記に頼る場面が発生してしまいます。
※理解できているとは、「CFP精選過去問題集」と「2級FPテキスト」の組み合わせで、過去問題を9割以上得点できることが理解の目安です。
2級の基本テキスト
パターン③:CFP精選過去問題集+CFP資格標準テキスト
「CFP精選過去問題集」を1冊、「CFP資格標準テキスト」を1冊のパターンです。
CFP資格標準テキストは、CFPの試験範囲の解説があります。
理解から入ることができますので、暗記に頼らない学習ができます。
CFP資格標準テキスト
教材パターン決めたら、1つの教材を使い切る
上の①~③の教材パターンを決めたら1つの教材を使い切りましょう。
1つの教材を使い切る理由は、テキストが複数あると暗記や書き込みが集中できず効率が悪いです。
「テキスト」や「問題集」がたくさんあると、一見すると安心感が得られると思われがちですが、時間や労力が分散してしまいます。
繰り返しますが、「テキスト」と「問題集」は1冊ずつ用意しましょう。
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過去問題集とテキストは「論点ごと」に進める
過去問題集とテキストは「論点ごと」に進めます。
- 精選過去問題集の1つ目の論点を解き、「過去問題集の解説」と「テキスト」を確認する
- 精選過去問題集の2つ目の論点を解き、「過去問題集の解説」と「テキスト」を確認する
- 精選過去問題集の3つ目の論点を解き、「過去問題集の解説」と「テキスト」を確認する
最初から最後までテキストを通しで読んで、精選過去問題集を解いても最初のほうは忘れていますので、1つずつ(論点ごと)に進めます。
・・・そして、精選過去問題集の1周を終える。
これを「1周まわす」といいまして、最終的には 5周以上はしたほうがよいです。
(※後述に「【CFP精選過去問題集】を5周するのに必要な日数」を説明しています)
1周目は問題が解けませんが、無理に解こうとせず解説を読んで次に進みます。
- 1周目の目的は、全体のボリューム感の把握と、どんな問題があるかを確認することです。
- 2周目からは、肢別の解説をしっかり読み、「なぜ正解なのか?」「なぜ誤りなのか?」の理由を丁寧に理解していきます。
精選過去問題集とテキストは「論点ごと」に進め、3周目以降も丁寧に進めましょう。
課目別「CFP精選過去問題集」を5周するのに必要な日数
受験勉強していたときに勉強の進捗を確認するために、今日は問題集を「何問といたか」記録していました。
前提条件として、「平日は1.5時間~2時間」、「週末は3時間~4時間」ほど勉強していました。
課目別に「CFP精選過去問題集」(過去試験 5回分に相当)を5周するのに必要な日数を、以下にまとめました。
周回が進むにつれて処理速度が上がり、少ない日数で1周できるようになります。
CFP精選過去問題集「金融」:5周にかかった日数は75日
CFP精選過去問題集「金融」の問題数:287問
- 1周目:27日
- 2周目:16日
- 3周目:13日
- 4周目:11日
- 5周目:8日
金融は、5周するのに 75日かかりました。
金融は、はじめての受験課目ということもあり、1周目を終えるまでに1か月ほどかかりました。
それでも2周目以降は処理速度が上がり、2週間から1週間強で周回できるようになりました。
CFP精選過去問題集「不動産」:5周にかかった日数は73日
CFP精選過去問題集「不動産」の問題数:276問
- 1周目:20日
- 2周目:16日
- 3周目:12日
- 4周目:13日
- 5周目:12日
不動産は、5周するのに 73日かかりました。
不動産は、宅建の受験勉強を並行して進めていたこともあり、1周目が3週間ほどで終えました。
2周目以降は、2週間ほどで周回できるようになりました。
CFP精選過去問題集「ライフ」:5周にかかった日数は79日
CFP精選過去問題集「ライフ」の問題数:260問
- 1周目:32日
- 2周目:17日
- 3周目:12日
- 4周目:10日
- 5周目:8日
ライフは、5周するのに 79日かかりました。
ライフは、範囲が広い課目であり、1周するのに1か月強もかかりました。
2周目以降は2週間ほど、5周目には1週間強で周回できるようになりました。
CFP精選過去問題集「リスクと保険」:5周にかかった日数は69日
CFP精選過去問題集「リスクと保険」の問題数:240問
- 1周目:23日
- 2周目:15日
- 3周目:12日
- 4周目:9日
- 5周目:10日
リスクは、5周するのに 69日かかりました。
1周目は3週間強かかっていますが、保険証券や約款の読み取りの理解に時間がかかりました。
問題数が240問と少ないのですが、時間がかかる問題とかからない問題の差があるのが特徴です。
5周したころには10日ほどで1周できるようになりました。
CFP精選過去問題集「タックス」:5周にかかった日数は86日
CFP精選過去問題集「タックス」の問題数:287問
- 1周目:28日
- 2周目:20日
- 3周目:14日
- 4周目:13日
- 5周目:11日
タックスは、5周するのに 86日かかりました。
タックスは、計算問題の種類が多く、1周するのに1か月弱かかりました。
2周目以降は3週間~2週間、5周目には10日強で周回できるようになりました。
CFP精選過去問題集「相続・事業承継」:5周にかかった日数は50日
CFP精選過去問題集「相続・事業承継」の問題数:270問
- 1周目:22日
- 2周目:8日
- 3周目:7日
- 4周目:7日
- 5周目:6日
相続は、5周するのに 50日かかりました。
相続は、他の課目と比べて1周するのに3週間で終えることができました。
2周目以降も1週間強で周回できるようになり、他と比べて周回するのに時間がかからない課目でした。
どの課目でも共通していえることは、
「周回が進むにつれて処理速度が上がり、少ない日数で1周できる」ということです。
最初の1周目、2周目がキツイですが、それを乗り切れば楽に周回できるようになりますので、がんばりましょう。
理解、整理、暗記の順序を意識する
理解、整理、暗記の順序を意識しましょう。
- 「CFP精選過去問題集」を解き「解説」を読んで、論点を理解する
- 進めていくと似たような論点が出てきますので、比較しながら整理する
- 最後に暗記する
この順番を意識します。
なぜなら、似たような論点は比較しながら覚えないと、問題で聞かれたときに「あれ、どっちだっけ?」となって混乱してしまいます。
例えば、似たような論点とは、次のようなものです。
- 「成年後見制度」と「任意後見制度」の違い
- 「傷病手当金(健康保険)」と「傷病補償年金(労災保険)」の違い
- 遺族厚生年金の「妻」と「夫」の年齢要件
- 「中高齢寡婦加算」と「経過的寡婦加算」の違い
例えば、最後の「中高齢寡婦加算」と「経過的寡婦加算」の違いは、「40歳~65歳まで適用」と「65歳から適用」なのですが、比較しながら暗記しないと本試験で混乱してしまいます。
試験のなかには「暗記主体」の試験もありますが、CFP試験は単純な暗記問題ではなく、本質の理解をしたうえで概念や数値の暗記をしていないと、2択までは絞れるがその先が絞れなくなります。
また、計算問題は、基礎知識があるうえで計算することが前提となっており、基礎なる計算過程の知識・理解がないと、「いま自分がなんの計算をしているかわからない」という状態がおきます。
したがって、
- ひとつの「論点を理解」し、
- 複数の論点を「比較しながら整理」し、
- 「最後に暗記」
していきます。
この 理解、整理、暗記の順序を意識して学習を進めましょう。
頻出の「3つ星☆」,数回に一度出る「2つ星☆」の問題を中心に覚える
「CFP精選過去問題集」には、星「☆」の表示があります。
- 「3つ星☆」は、過去 に5回出題された出題頻度が高い論点であり、必至で覚えなければならない知識
- 「2つ星☆」は、過去に3,4回出題された論点で、こちらも2番目に優先して覚える
- 「1つ星☆」は、過去に1,2回出題された論点で、余裕があったら覚える
3つ星、2つ星、1つ星の知識をすべて覚えると、過去問で9割以上の得点が取れます。
ただし、本試験では はじめて出題される問題もあり、35点近辺に落ち着きます。
頻出「3つ星☆」の問題、数年に一度出る「2つ星☆」の問題を中心に、余裕があったら「1つ星☆」の問題の知識も覚えるのがよいです。
暗記は、目に入れる回数を増やす
暗記は、無理に覚えようとせず、目に入れる回数を増やすと自然に覚えられます。
私もそうでしたが、1ページごとに覚えようとするよりも、それぞれの論点を1周するごとに少しずつ知識が定着していくのが感じられます。
具体的には、問題の解説やテキストを目に入れる回数を増やすことです。(短い時間でも効果的)
- 寝る前に一読
- 朝いちに一読
- 通勤中に
- デスクに付箋を貼って
- 帰宅中に
- 勉強の終わりに、要点や計算順序を見渡す
数か月後には、頭の中で言語化できるようになります。
暗記は、目に入れる回数を増やすことで乗り切り、試験直前には暗記の精度を上げていきましょう。
勉強中は、スマホを別の部屋へ置く
スマホは、電源を切っていても見たくなるように(気になるように)設計されているため、勉強中は別の部屋に置いておきましょう。
私も勉強中に、スマホの電源を切っておいても、気になって集中できませんでした。
勉強中は、スマホを別の部屋へ置くことで集中して学習が進められます。
2級FPやAFPの受験から期間が開いても、2週間も続けると勉強習慣を思い出す
FP2級やAFPの受験から期間が開いても、勉強を2週間も続けると勉強習慣が身につきます。
勉強の始めの数日は机に座って問題を解くのがしんどいですが、2週間も勉強を継続すると集中力や体力が向上してきて慣れてきます。
朝、歯を磨かないと、顔を洗わないと気持ち悪いように、勉強しないと気持ち悪くなり、自然と机に向かいます。これが習慣です。
この勉強習慣のゾーンに入ると合格します。ここを目指しましょう。
まずは、2週間、勉強を続けてみましょう。
勉強の調子が良いところで中断する【翌日へのモチベーションが持続する】
勉強の調子が良いところで中断しましょう。
勉強をしていると、ついついキリのいいところまで、あと1問、あと1つ、などと量をこなしたくなるものです。
しかし、勉強の途中で中断すると、勉強したい気持ちが継続して翌日のモチベーションが保てます。
また、睡眠時間も確保しやすくなりますので、翌日の理解力・記憶力がアップします。
翌日へのモチベーションを持続するために、キリがいいところまで勉強するのはやめてみましょう。
お酒をやめると、社会人でも平日の勉強時間が2時間確保できる
社会人で勉強時間を確保する手っ取り早い方法が、受験期間中もしくは平日は,お酒をやめることをオススメします。
なぜなら、平日の帰宅後に頭がクリアな時間が確保できますし、合格がグッと近づきます。
私も大のお酒好きですが、受験期間中は,お酒をやめました。
「お酒をやめて合格できた」といっても過言ではないです。
確かに、それはわかるが「なかなかやめられない人」は、休日は少し飲んでもよいと思います。
経験から冷静に考えれば、やっぱり、受験期間中はお酒をやめるのが得策です。
電卓は「大きくて,重厚,視認性が良い」ものを使う(キヤノンHS-1220TUG)
いままで CFP試験 を 6回受験してきましたが、試験の計算問題には、長いケタや,小数点以下が何ケタもある数値を計算する問題が多く、間違いも誘発しやすく、タイプミスをしていまうと命取りになります。
そんな計算問題を戦い抜くには、次の計算機がよいです。
- 大きめで、
- 重厚感があり、
- 視認性が良い電卓
このような電卓が 安定感・正確性・安心感の観点から最適です。
この「卓上電卓 キヤノンHS-1220TUG」は、試験で威力を発揮してきました。
私が経験した試験でのメリットは、次です。
- 大きくて打ちやすい:数値キーが大きくタイプミスを軽減できる
- 重厚:緊張し手が震えても,どっしり安定して電卓は動かない
- 見やすい:液晶画面が大きく数値の視認性が良く,正確に数値を確認できる
試験会場に持っていくのは、このような電卓です。
この電卓に投資して、他の受験生より試験を有利に進めましょう。
→ FP試験、簿記、情報処理 試験で威力を発揮する「電卓 キヤノンHS-1220TUG」
模試は、必須ではない【過去問優先】
模試は、必須ではないです。
予備校やスクールが行っている模試を受ける目的は、次になります。
- 本試験の時間配分のシミュレート
- 試験の雰囲気の場数慣れ
- 模試までの知識の強制暗記のため
いままで資格試験を受けてきた方、他の資格試験を受けている方は、自宅でも時間配分のシミュレートができる方は必要ないです。
模試は、スクールが独自に作った問題が含まれており、難しく感じることが多々あります。
その間違えた問題が、精選過去問題集の「3つ星☆~1つ星☆」の問題であれば覚える必要がありますが、それ以外であれば無視してOKです(過去問重視)。
模試は、ご自身の状況に合わせてうまく活用するのはありです。
私は、CFPのほかに宅建や他の資格試験を5つ,6つ受けており、50問を解く時間配分や、選択肢の肢切りテニックなど自宅で練習していましたので、模試は使いませんでした。
試験直前の2、3週間前は新しい知識を入れない
試験直前の2、3週間前は新しい知識を入れないようにしましょう。
試験直前は、むしろ範囲をせばめて「3つ星☆」「2つ星☆」の論点に絞って知識の正確性を向上させます。
直前期に新しい知識を入れても、あいまいな知識なまま本試験を迎える可能性が高いからです。
「100のあいまいな知識より、20の正確な知識」だけが、本試験会場で自分を助けてくれます。
試験直前の復習のスケジュールは、次になります。
- 3週間前は、3つ星、2つ星、1つ星の問題 を解く
- 2週間前は、3つ星、2つ星 の問題 を解く
- 1週間前は、3つ星のみ の問題を解く
このように今ある知識にしぼって、正確な暗記に力を入れます。
試験直前の2、3週間前は新しい知識を入れずに、むしろ狭めて正確な知識の定着に努めましょう。
本試験会場での「全課目共通」の対策
全課目に共通すること
「途中であきらめかけても、最後まで踏ん張れば合格できる」ということです。
特に覚えているのは、始めて受験した「金融」が難しくて途中で涙目になったり、「ライフ」や「不動産」「タックス」で普段解ける問題が解けず途中でダメかと思いました。
しかし、最後まであきらめずに戦い抜き、合格することができました。
共通する対策としては、次になります。
- 手が震えたり、頭が真っ白になったら、深呼吸する
- 簡単な「文章問題」「定番計算問題」から解く
※問題を解く順序は、後述にて詳しく説明します。 - 泥臭くても、1点でも多く取ること
過酷な2時間ですが、他の受験者も一緒です。
この2時間のために自分が費やした努力を思い出しましょう。
そうすれば、「昨日勉強していた自分」「1週間前に勉強していた自分」「1か月前に勉強していた自分」が助けてくれます。
大切なのは「ぜったいに最後まで諦めない」というマインドで戦い抜くことです。
本試験で問題を解く順は「文章問題」「定番計算問題」「難解な計算問題」
おおむね全課目共通して「問題の構成」は次になっています。
問題の構成 | オススメの解く順番 |
---|---|
はじめに「難解な計算問題」がある | ③ |
次に「定番計算問題」がある | ② |
途中に「文章問題」がある | ① |
本試験で問題を解く順は、次の順で解くことをおすすめします。
- 始めに「文章問題」から解く
- 次に「定番計算問題」を解く
- 最後に「難解な計算問題」を解く
①始めに「文章問題」から解く
本試験では、始めに「文章問題」から解きましょう。
知識を「知っているか、知らないか」を問う問題ですので、不必要に時間を使わなければ、1問を2分弱で解けます。
比較的易しい問題なので、最初にペースをつかみ、頭が温めることができます。
やってしまいがちなのが、1問目の「難解な計算問題」(問1~問3)から解いてしまうことです。
問1から問3は、全課目共通して、答えを出すまでに数行の計算式が必要で 時間がかかる問題がしのばせてあります。
(相続は、家系図から相続分の計算を読み解く時間がかかる問題、リスクは、約款から保険金額を積算する問題、金融は、外国為替・デュレーションなど)
特に、1問目には難問が仕込んであることが多く、出鼻をくじかれてしまいます。
1問目にメンタルがやられると、あとに用意されている簡単な問題が解けなくなり、総合点が下がるという悪循環に陥ります。
「難解な計算問題」(問1~問3)は最後に、始めに「文章問題」から解きましょう。
②次に「定番計算問題」を解く
「文章問題」を解いた流れから、次に「定番計算問題」を解きます。
簡単な計算問題や、やや難しい計算問題もありますが、パターン化されていますので、問題文の「設定状況」や「数値」の見落としに気をつけて解きます。
前記「①文章問題」と「②定番計算問題」を解くと、この時点で 1時間30分くらい時間が経過しています。
残りの時間を「③難解な計算問題」に使うことができます。
③最後に「難解な計算問題」を解く
この難解な計算問題は、問1から問3に仕込まれていることが多く、途中に数問、最後に数問あります。
この中でも、比較的解けそうな途中にある計算問題と、最後の計算問題から解き、一番最後に問1~問3を解きます。
要するに、「③難解な計算問題」の順番は、問1~問3を後回しにして、解きやすい問題から解く作戦でよいです。
CFP試験の課目別の対策
「CFP金融」
解く順番は「①文章問題」「②定番計算問題」「③難解な計算問題」です。
始めに、簡単な「①文章問題」を解きます。
- つみたてNISA
- iDeco(個人確定拠出年金)
- 株式のローソク足
- ポートフォリオ
- マネタリーベース
次に、経済動向や市場動向、景気動向指数などの問題を解きます。
- 経済動向では、リーマンショック後の歴史
- 大統領選挙後の株価チャートの歴史
- 市場動向では、FRB(連邦準備制度理事会)の金融対策や為替
- 景気動向指数では、先行指数が株価、後退指数が失業率 など
普段 経済ニュースを見ていれば比較的解きやすい問題です。
最後に、「③難易度の高い計算問題」を解きます。
- 外貨債券
- 為替の問題
- デュレーション
しかし、どうしても解けなそうならスルーするのもありです。
金融は「難しい」かつ「答えを導き出すまでに長い数式が必要」であり、時間が足りない課目NO.1です。
私がはじめて受けたCFPの試験が「金融」でした。
受けたとき、傾向が変わったのかと思うほど難しい問題ばかりで 最初から絶望感が漂いましたが、最後まであきらめずに戦い抜きました。(結果は合格ラインが27点と過去最低点で かなりの難化した試験でしたが、28点でなんとか合格)
「①文章問題」と「③定番計算問題」を落とさないようにして、合格を勝ち取りましょう。
「CFP不動産」
始めに「①文章問題」を解きます。
- 借地借家法
- 民法の賃貸借契約
- 税金の不動産取得税・固定資産税
- 土地・建物に関するべた基礎・布基礎
- 不動産証券化の関連用語に関する知識
- 立体建て替え特例に関する知識
- 老後の生活設計と不動産
- リバースモーゲージ など
次に、「②定番計算問題」を解きます。
▼各種譲渡・買い替えの特例の計算問題
- 3000万円の特別控除の「計算問題」
- 軽減税率の特例の「計算問題」
▼土地有効活用事業手法(不動産の有効活用/等価交換方式)
- 土地の有効活用の各々の出資者の出資割合(計算問題)
- 効用積数の算定(計算問題)
- 各々の出資者が取得する専有面積の面積の算定(計算問題)
▼不動産投資と商品(不動産投資分析/不動産所得・収支計算)
- 収益性から求めた不動産価格の算定(計算問題)
- 投資利回りの計算(計算問題)
- 5年間の純収益の現在価値の算定(計算問題)
収益・転売の計算問題は「③難易度が高い計算問題」になってきますが、正解する必要があります。
計算過程が長く、時間との戦いになりますので、十分に演習を積んでおきましょう。
「①文章問題」と「②定番計算問題」で得点を稼ぎ、「③難易度が高い計算問題」が数問できていれば合格できます。
CFP不動産と宅建は、6割は出題内容が重複しているため、同時期の受験が非常におすすめです。
私は「CFPの不動産を6月」に受け、そのまま勉強を続けて「10月に宅建」を受け、効率よく両試験とも合格することができました。
(両試験では問われ方が違いますので、知識の厚みが増し、ひっかけにも対応できるようになります)
→ CFP不動産と宅建の【重複している出題内容】と同時受験をおすすめする理由
「CFPライフ」
ライフは出題範囲が広い課目です。
なかでも「①文章問題」「②定番計算問題」ともに出題され、重要となるのが「年金」の論点です。
年金の「①文章問題」と「②計算問題」は、必ず得点できるようにします。
- 老齢年金
- 遺族年金
- 障害年金
子供がいるとき、夫だけであったときに受給条件が変わりますので、対応できるようにしておきます。
また「②定番計算問題」の、「退職控除」「高額療養費」の計算は、簡単ですので必ず取りましょう。
そして、時間がかかる問題に「ライフプラン表」の問題が問1~問3にありますが、2問は取りたいです。
最後に「③難解な計算問題」に「係数」の計算問題があります。
この二つの「ライフプラン表」と「係数」の問題は計算が合わないと焦りますが、計算過程を残しておけば、正答できます。
(私は、この「ライフ」の課目が唯一 不合格を経験しました。
そのときの合格ラインが27点で、1点足りず「②定番計算問題」の「医療分・後期高齢者支援金等分・介護分」の計算を落としたことが悔やまれました)
やはり、ライフでも「文章問題」「定番計算問題」を確実に得点することが大切であり、
そのために、正確な知識の暗記と、十分な計算問題の演習を積むことが大切です。
→ CFPライフの独学の勉強方法【頻出な論点】をまとめました
「CFPリスク」
「①文章問題」では、生命保険の保険法、小額短期保険業制度を確実に解けるようにします。
「②定番計算問題」では、貸借対照表など、確実に解けるようにします。
定番の「①文章問題」の得点源としては、次の保険の経理処理をマスターしましょう。
- 「長期平準定期保険」
- 「定期保険」
- 「終身保険」
- 「養老保険」
- 「個人年金保険」
上の保険の経理処理は、
次の「資産」か「損金」に振り分けられます。
- 前払保険料:資産
- 保険料積立金:資産
- 年金積立金:資産
- 定期保険料:損金
- 福利厚生費:損金
そのときの「被保険者」「満期保険金受取人(年金受取人)」「死亡保険金受取人」の設定状況を、次のように整理して覚えます。
- 被保険者:従業員
- 満期保険金受取人:法人
- 死亡保険金受取人:被保険者の遺族
福利厚生費(損金=経費)にするためには、役員・従業員の全員の加入(被保険者)が条件であり、特定の物のみ被保険者にすると給与となる、などを覚えます。
また、「定番問題」の次の税金も簡単ですので、ぜひマスターしましょう。
- 死亡保険金
- 満期保険金・解約返戻金
- 個人年金
「①死亡保険金]は、
・「契約者」「被保険者」「死亡保険金受取人」が誰になるかによって、
・税金が「相続税」「一時所得」「贈与税」に変わります。
契約者 | 被保険者 | 死亡保険金受取人 | 税金が変わる↓ |
---|---|---|---|
A | A | ー | → 相続税 |
A | ー | A | → 一時所得 |
A | B | C | → 贈与税 |
「②満期保険金・解約返戻金」の税金は、
・「契約者」「被保険者」(だれであるかを問わない)「満期保険金受取人」によって、
・税金が「一時所得」「贈与税」に変わります。
契約者 | 被保険者 | 満期保険金受取人 | 税金が変わる↓ |
---|---|---|---|
A | ー | A | → 一時所得 |
A | ー | B | → 贈与税 |
「③個人年金」の税金は、
・「契約者」「被保険者」(だれであるかを問わない)「満期保険金受取人」によって、
・税金が「雑所得」「贈与税」に変わります。
契約者 | 被保険者 | 年金受取人 | 税金が変わる↓ |
---|---|---|---|
A | ー | A | → 雑所得 |
A | ー | B | → 贈与税 |
比較的単純な知識で正誤が割り出せる問題になりますので、マスターしましょう
時間がかかる問題に「約款読取り」や「パンフレット読取り」があります。
難易度は高くないですが、時間がかかりますので最後に解きましょう。
くわえて、はじめのほうに忍ばせてある「保険証券の読取り」から保険金額を積算する問題は計算が合わずに焦ります。
他の課目と同様に例外はなく、最後に解きましょう。
「CFPタックス」
タックスは、計算問題の種類が多い課目です。
「①文章問題」では、覚えれば解ける知識問題は確実に暗記しておきましょう。
- 不動産の賃料による事業的規模の判断、開業に伴う税務上の届出
- 所得税法上と法人によって「有形減価償却資産」の償却方法が「定額法」「定率法」になる違い
- みなし役員・使用人兼務役員の違い
- 法人の損金算入・不算入の違い など
「②定番計算問題」では、次の問題を十分に演習しておきましょう。
- 譲渡所得
- 一時所得
- 雑所得
- 退職所得
- 申告分離課税の損益通算 など
問1~問3あたりに忍ばせてある「給与所得から所得税・手取り・増加額」を算出する問題は、時間がかかるうえに、出した答えが選択肢にないと焦ります。
問1~問3にある「給与所得から所得税」を算出する問題は、最後に解きましょう。
(私が受けたときも「給与所得の所得税の計算」に時間がかかり、この問題に構っていると他が解けないと判断し、飛ばして解いていきました。その時の合格ラインは32点で私は35点で合格できました)
「CFP相続」
相続は、文章問題 と 計算問題 が半々くらいの構成です。
「①文章問題」は、範囲がそこそこあり知識を覚えるのに苦労しますが、覚えた分だけ確実に得点できます。
- 相続の承認・放棄
- 自筆証書遺言・公正証書遺言
- 遺産分割協議
- 法定後見制度・成年後見制度
- 遺留分の民法の特例
- 相続人の欠格および推定相続人の廃除
- 相続税の申告手続き
- 教育資金・結婚資金の贈与者が死亡した場合
- 譲渡制限株式 など
「②定番計算問題」では、次の簡単な問題から解きます。
- 相続税の退職手当金・弔慰金・給与から、相続税の課税価格に算入される金額
- 債務控除できる金額(所得税、固定資産税、通夜飲食費)
計算する際の基礎知識も大切になってきますので覚えましょう。
- 孫への生前贈与の場合は3年以内の贈与でも、相続税の課税対象にはならないこと
- 贈与税の配偶者控除の被相続人の持ち分と居住分の割合によって、計算式が変わるなど
そして、必ず出題される「相続人関係図」の解き方のポイントです。
- 「①誰が相続人なのか?」「②そのときの相続分はいくらか?」の順で考える
- 配偶者がいない場合は、「子」もしくは「直系尊属」に100%相続分が配分される
- 欠格と排除は代襲相続されるが、相続放棄は代襲相続されない
私が受けた相続の試験では、農地の新作問題が出て解けませんでしたが、続きの問題は貸家建付地として計算して合っていました。
自信があった相続税の基礎控除や消費税が間違っていて、自信がないところが合っていたり、難しくてもあきらめなければ解ける問題もあります。(このときの合格ラインは難化して 29点でしたが、私は36点で合格できました)
しっかりと「定番計算問題」の対策をすることで、満足がいく得点が取れます。
本試験では、実力の9割以下しか発揮できない
本試験会場では、実力の9割以上の力は発揮できないと思っていたほうがいいです。
まして、実力以上の力が発揮できる可能性は低いです。
理由は、次になります。
- 過去問がそのまま出題されるわけではなく、同じ論点でも聞き方を変えてくるから
- 新作の問題も出題されるから
- メンタル的に緊張して冷静な判断ができないから
私もそうでしたが、過去問では 9割以上とれたが、本試験では6割しか取れず、自宅に帰って冷静な頭で解いてみると、あと数問は点数を上積みできるというものでした。
ネットではこれをケアレスミスとか言う人がいますが、そうではなく本試験会場での自分の実力です。
本試験は、実力の9割以下しか発揮できませんので、試験直前には「正確に早く」問題が解けるように、十分に演習しておきましょう。
本試験のケアレスミスを防ぐ【3秒の確認】
本試験のケアレスミスを防ぐには、選択肢ごとに 3秒の確認を行いましょう。
なぜなら、本試験会場では、知識は身についているのに問題文の大事な「用語」や「数値」を見落としてしまうことがあるからです。
具体的には、各肢を解いた後にもう3秒ほどかけて、「用語」や「数値」、「言い回し」の確認を行うことでケアレスミスを防ぐことができます。
CFPは1点が合否を分けますので、問題文の正誤を判断した後にもう一度、肢ごとに「3秒確認」を行いましょう。
勉強にかける労力と時間を軽減したい方は,通信講座をおすすめします
上に説明したように、私は独学でCFPを取得しましたが、
難解な問題を解く過程を理解するために とても時間と労力がかかりました。
勉強にかける「労力軽減」と「時間短縮」をしたい方は、通信講座の受講をおすすめしています。
なぜなら、通信講座では「講師が問題を解く過程を嚙み砕いて教えてくれて」かつ「質問もできる」からです。
具体的に 次に当てはまる方は、通信講座を活用するべきだと考えています。
- 勉強にかける労力軽減と時間短縮をしたい方
- 育児や家事があり通学はできないが、効率よく学習したい方
- いちど独学で挫折してしまい、今年は合格したい方
これからCFPを目指す方は、大手資格学校の「LEC」がおすすめです。
LECは、豊富な合格実績とわかりやすい教材が特徴です。
- インプット(知識習得)→アウトプット(問題演習)→公開模擬試験(実力診断・弱点補強)という試験対策の鉄則に沿って構成された合理的なカリキュラムです。
- 「6課目一括」でも「1課目」ずつでも受講できます。
まずは 一度、無料の「資料請求」されることをおすすめします。
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合格したあとの未来【CFPになった感覚をつかもう】
合格したあとの未来を想像すると、勉強のモチベーションがアップします。
以下を想像して、CFPになった感覚をつかもう!
「一般的」なメリットと、「応用的」なメリットを紹介しますね。
①「一般的」にCFPを持っていることのメリット
- 名称独占資格である(名刺にしっかり書ける)
- AFP や 2級FP技能士よりも、仕事案件が増える
- 金融系の会社に就職が有利、就職後も昇進が早い
- 異なる部署へ異動することもあり(白羽の矢が立ち)、業務の幅が広がる
前述にとどまらず、
以下のように応用すると、人生の選択肢・自由度が高まります。
②「応用的」にCFPを持っていることのメリット
- Webライターとしての案件が受注しやすく,「文字単価」も高い
- ブログに「権威性」がうまれ、収益が発生しやすい
- 株式や不動産のキャッシュフロー勉強を終えているため、株式投資・不動産投資の難易度が下がる
- 副収入が発生しやすく、経済的にも、精神的にも余裕が生まれる
- 勉強習慣が身につくので、ほかの勉強もコツコツとこなせ、まわりより豊かになれる
私もそうでしたが、CFPに合格したあとの明るい未来を想像するとワクワクして、勉強のモチベーションアップにつながりました。
「CFPって、そこまでメリットあるの?」と思われる方もいるかもしれませんが、CFPは「箔がついて」かつ「稼げる資格」です。
(こちらのサイト「資格の取り方」さん(https://shikaku-fan.net/)でも、「大関クラス」に認定されています)
合格したあとの未来を想像して、モチベーションアップを図りましょう。
そして、明るい未来を勝ち取りましょう!
以下は、今回ご紹介した「CFP精選過去問題集」と「CFP標準テキスト」の購入リンクです。
「CFP試験に合格したい!」という方は、ぜひご検討ください。
購入リンク:CFP精選過去問題集
「CFP精選過去問題集」がなければ はじまりません。
▼CFP精選過去問題集 2024/10/21時点 2024-25年版(最新版)の発売状況
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