【出る順 宅建士 ウォーク問 過去問題集 2023年度版】って、
「分野ごと」に問題集が構成されていて、網羅性がすごいって、本当ですか?
あと、問題の解説が「詳細」で「正確」になっていますか?
それに、法改正に対応していますか?
要するに、、この問題集を使って「宅建」に合格できますか?
具体的に教えて、詳しい人!
こういった疑問にお答えします。
本記事の内容
- 元教材制作者の筆者が「出る順 宅建士 ウォーク問 過去問題集 2023年度版」の教材評価を行っています。
- 独自の6個の評価項目を用いて徹底評価し、点数づけしています。
(「出題頻度」「解説の理解しやすさ」「問題数の適量さ」など) - 本記事を読むことで、変な教材に手を出して無駄な時間とお金を使うこともなくなります。
本記事の信頼性
- この記事を書いている私は、学習用教材の「教材制作」「教材評価」の業務に6年間たずさわっていました。
- また、宅地建物取引士試験の「合格者」です。
- 本問題集「出る順 宅建士 ウォーク問 過去問題集 2023年度版」を入手して確認しました。
この記事を読むことで、勉強開始までの「教材選択の時間ロス」をはぶき、効率よく学習を進めていだきたくことができます。
5分で読めるので、この教材の評価が知りたい方は、最後まで読んでみてください。
「出る順 宅建士 ウォーク問 過去問題集 2023年度版」の商品説明
- 本問題集は、「分野別」過去問題集の位置づけです。
- 学習対象者は、「初学者」から「リベンジ組」まで使えます。
- 読んだ第一印象は、「圧倒的な網羅性」があり「内容が正確」である、ということです。
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徹底レビュー
もくじ
評判のいい「出る順 宅建士 ウォーク問 過去問題集」2023年版【レビュー】
結論は、分野別に問題の解説が「詳細」かつ「正確」な過去問題集を探している方は「買い」です。
その「メリット」、「デメリット」、「評価点」を見ていきましょう。
メリット
- 分野ごとに問題集が構成され、圧倒的な試験範囲の網羅性があります。
(「①権利関係」「②宅建業法」「③法令上の制限・税・その他」の3分冊で問題集が構成されている) - 問題の解説が「詳細」かつ「正確」に記載されています。
- 「問題」ページと「解答」ページを物理的に分けて配置しており、問題を解いている最中に「答え」が見えることがないです。
- 出題頻度の高い論点とそうでない論点が「重要度ランク」(A,B,Cマーク)でわかりますので「余裕があればやる、なければ飛ばす」といった判断がしやすいです。
- 法改正に対応しています。
ややデメリット
本,過去問題集は分野ごとに問題集が発売されていることで(「①権利」「②業法」「③法令上・税」)、問題数が「550」問とやや多いです。
※ただし、メリットにある「圧倒的な試験範囲の網羅性」があることと、問題数がかさむことは相反関係(トレードオフ)にあり、問題数を多く演習したい受験生の方はデメリットにはなりません。
本問題集のタイプ
本「問題集」のタイプは、「分野別」過去問題集になります。
(宅建の過去問題集の中でも「問題数」が最たる問題集であり、分野別(①権利,②業法,③法令上・税)に問題集が販売されています)
(スマホの方は、ピンチイン・ピンチアウトにて拡大・縮小ができます)
この教材の使い方
- 分野別に問題集が構成されているため、コンパクトでいつでもどこでも問題を解くことができます。
- また、「分野別」問題集であるため、論点をまとめて効率的に解く使い方ができます。
評価点は「29点/30点」です
当サイトは、独自の「評価項目」を用いて、本テキストを「評価点」をつけて評価しています。
- 「評価項目」は、6項目です。
- 「評価点」は、「評価項目」ごとに5点、合計で30点満点(6項目×5点)としています。
※25点以上は高得点です。
評価項目と評価点
カテゴリ | 評価項目 | 評価点 (各5点) |
---|---|---|
内容面 | ①出題頻度 A、B、Cランクの内容が 網羅されているか?(網羅性) | 5 |
②解説が理解しやすいか? | 5 |
|
③法改正に対応しているか? | 5 |
|
外観面 | ④問題数が適量か? | 4 |
⑤解いている最中に解答が見えないか? | 5 |
|
差別化 要素 | ⑥独自の差別化要素 | 5 |
合計点数 | 29/30 |
※評価項目ごとの評価点・評価基準は当サイトの独自のものです。
定期的に調整していますので評価点が変わる場合がありますのでご注意ください。
※また、評価点は人によって感じ方が異なります。
その場合は,点数よりも評価内容を参考になさってください。
以下に、理由・根拠を詳しく解説します。
出る順 宅建士 ウォーク問 過去問題集 2023年度版【徹底レビュー】
それでは理由・根拠を詳しく、以下の「評価項目」を用いて点数をつけて評価していきます。
- 「評価項目」は、6項目です。
- 「評価点」は、「評価項目」ごとに5点、合計で30点満点(6項目×5点)としています。
- 出題頻度 A、B、Cランクの内容が網羅されているか?(網羅性)
- 解説が理解しやすいか ?
- 法改正に対応しているか?
- 問題数が適量か?
- 解いている最中に解答が見えないか?
- 独自の差別化要素
▼「内容面」
▼「外観面」
▼「差別化要素」
①出題頻度 A、B、Cランクの内容が網羅されているか?(網羅性)
A.すべて網羅しています。→ 5点/5点
根拠:「科目」ごとの「出題頻度 A,B,Cランク」の網羅性は、下表のとおりです。
「出題頻度A,B,Cランク」の網羅性
科 目 | 「出題頻度A,B,Cランク」の網羅性 |
---|---|
宅建業法 | 15/15論点の「A,B,Cランク」を網羅 |
民法(権利関係) | 23/24論点 の「A,B,Cランク」を網羅 |
法令上の制限 | 6/6論点 の「A,B,Cランク」を網羅 |
税・その他 | 10/10論点 の「A,B,Cランク」を網羅 |
「出題頻度 A,B,Cランク」とは?
※宅建の試験範囲をもとに、12年分の過去問を確認し「出題頻度」のランク付けを行いました。
- Aランクは、毎年出題される出題頻度が高い論点であり、必至で覚えなければならない知識です。
- Bランクは、2年に1度程度のペースで出題される論点で、こちらも2番目に優先して覚えなければならない知識です。
- Cランクは、5年に一度程度のペースで出題される論点で、余裕があったら覚えたい知識です。
- Pランクは、10年に一度程度のペースで出題される論点で、あまり時間を割かないほうがいい知識です。
根拠:詳細な「論点別」の「出題頻度 A,B,Cランク」の網羅性は、下表になります。
(※スマホの方は、ピンチイン・ピンチアウトにて、拡大・縮小ができます)
論 点 | 出題頻度 (A:高,B:中,C:低) | 出る順 宅建士 ウォーク問 過去問題集 2023年度版 LEC 網羅性(〇/△/なし) |
---|---|---|
■宅建業法 |
||
1.宅地建物取引業 | A | 〇 |
2.免許 | A | 〇 |
3.宅地建物取引士 | A | 〇 |
4.事務所の設置 | A | 〇 |
5.営業保証金 | A | 〇 |
6.保証協会 | A | 〇 |
7.広告や契約の注意事項 | A | 〇 |
8.業務における諸規定 | A | 〇 |
9.媒介代理契約の規制 | A | 〇 |
10.35条 重要事項説明 | A | 〇 |
11.37条書面(契約書) | A | 〇 |
12.自ら売主の制限 (8種規制) | A | 〇 |
13.報酬額の規制 | A | 〇 |
14.監督処分と罰則 | A (罰則はC) | 〇 |
15.住宅瑕疵担保履行法 | A | 〇 |
■民法(権利関係) |
||
1.制限行為能力者 | B (被保佐人, 被補助人はC) | 〇 |
2.意思表示 | A (心裡留保はC) | 〇 |
3.代理 | A (表見代理はP) | 〇 |
4.時効 | B | 〇 |
5.物権変動・対抗問題 | A | 〇 |
6.相隣関係 | P | 〇 |
7.共有 | P | 〇 |
8.抵当権 | A (根抵当権はP) | 〇 |
9.その他の担保権 | P (地役権,留置権, 先取特権,質権はP) | △ (地役権あり問144, 留置権あり問147, 先取特権なし, 質権あり問148) |
10.保証・連帯保証 | C | 〇 |
11.連帯債務 | C | 〇 |
12.債権譲渡 | C | 〇 |
13.債務不履行 | A | 〇 |
14.弁済相殺 | P | 〇 |
15.契約不適合責任 | A | 〇 |
16.賃貸借契約 | A (賃借権の譲渡・転貸) | 〇 |
17.借地借家法 (借地権) | A (裁判所の許可はC, 建物の再築はP) | 〇 |
18.借地借家法 (借家権) | A (借地上の建物の 賃借権はC) | 〇 |
19.その他の契約 | C (使用貸借, 請負,贈与) | 〇 (使用貸借あり問154, 請負あり問137, 贈与あり問150) |
20.事務管理 | C (事務管理, 委任,善管注意義務) | △ (事務管理なし, 委任あり問139, 善管注意義務あり問140) |
21.不法行為 | B (共同不法行為はC) | 〇 |
22.相続 | A (欠格・廃除はC, 遺留分はC) | 〇 |
23.不動産登記法 | A (合筆・分筆はP) | 〇 |
24.区分所有法 | A | 〇 |
■法令上の制限 |
||
1.都市計画法 | A (地区計画はC) | 〇 |
2.建築基準法 | A | 〇 |
3.国土利用計画法 | A (事前届け出はP) | 〇 |
4.農地法 | A | 〇 |
5.土地区画整理法 | A | 〇 |
6.宅地造成等規制法 | A (監督処分, 災害防止措置はC) | 〇 |
■税・その他 |
||
1.不動産取得税 固定資産税 | A | 〇 |
2.所得税 | C | 〇 |
3.印紙税 | A | 〇 |
4.登録免許税 | A | 〇 |
5.相続税贈与税 | P | △ (相続税はなし。 頻度[低]で問題なし) |
6.不動産鑑定評価基準 | A | 〇 |
7.地価公示法 | A | 〇 |
8.住宅金融支援機構法 | A | 〇 |
9.景品表示法 公正競争規約 | A | 〇 |
10.土地建物 | A | 〇 |
論点数 計 | 55 | 53 (〇は1、△は0.5 小数点は切上で集計) |
評価点: コメント: | 5点/5点中 A,B,Cランクを網羅 |
②解説が理解しやすいか?
A.問題の選択肢に対する「解説」が理解しやすいです。→ 5点/5点
理由:
問題の解説が、次の構成で解説されており理解しやすいです。
- 一言解説
誤りの選択肢の場合は「どこが誤っているか」、一目でわかる解説があります。 - 正確な解説
条文に準じた正確な内容が記載されています。 - 補足
前記②の条文を補足し、なぜ誤りなのかを結論づけており、理解しやすいです。 - 正しい選択肢は問題文を読ませる
「本肢は正しく、本問の選択肢となる」と、問題文を読ませることで解説しており より実践的です。
根拠:
▼検証1:権利関係(民法)の「契約不適合責任」を例に検証してみます。(問40)
権利関係「契約不適合責任」(問40)問題文
権利関係「契約不適合責任」(問40)解説
▼検証2:宅建業法の「クーリングオフ」を例に検証してみます。(問110)
宅建業法「クーリングオフ」(問110)問題文
宅建業法「クーリングオフ」(問110)解説
①「一言解説」:問題集の周回をこなしたときに威力を発揮します。解き始めは解説の全文を読みますが、周回を重ねるとポイントしか読まなくなり、暗記に重きをおく宅建試験にマッチした学習方法です。
②「正確な解説」:法令や制度に準じた正確な内容であり安心です。
③「補足」:選択肢の正誤の理由を結論づけて理解しやすいです。
④「正しい選択肢は問題文を読ませる」:問題の選択肢自体が「適切」(〇)の場合は、その選択肢を読ませることで完結させるのがよいのです。なぜなら本試験では「適切」の選択肢そのものの文面で出題される可能性が高く、解説よりも「その選択肢自体」を覚えたほうが実践的だからです。
③法改正に対応しているか?
A.法改正に対応しています。→ 5点/5点
根拠:
以下のように、法改正に対応しています。
▼権利関係の法改正
権利関係「未成年者」の年齢:「18歳以上」に対応ずみ(P319)
- 【改正前】:成年年齢が20歳であった。
- 【改正後】:成年年齢が18歳となった。
権利関係「未成年者」(P319)問題文:法改正に対応ずみ
権利関係「未成年者」(P319)解説文:法改正に対応ずみ
▼宅建業法の法改正
※過去問題集は、過去の問題を掲載している関係で、新年度の法改正の問題は出題されていない場合があります。
1.宅建業法「専任宅建士」:本問題集には該当する問題および解説文が確認できませんでした。
- 【改正前】:事務所に業務に従事する者5人に1人以上の割合で専任宅建士を設置し、専任宅建士は事務所に常駐することが必要でした。
- 【改正後】:しっかり環境を整えていれば常駐の必要なし。となりました。
2.宅建業法「住宅瑕疵担保履行法」 :本問題集には該当する問題および解説文が確認できませんでした。
- 【改正前】:新築住宅を引き渡したときに課される資力確保状況の届出の基準日が「3月31日」と「9月30日」年2回でした。
- 【改正後】:基準日が「3月31日」の年1回となりました。
▼税・その他の法改正
「住宅ローン控除」:本問題集には該当する問題および解説文が確認できませんでした。
- 改正前:所得要件が合計所得金額が「3,000万円以下」、控除率が「1.0%」でした。
- 改正後:所得要件が合計所得金額が「2,000万円以下」、控除率が「0.7%」になりました
④問題数が適量か?
A.分野ごとに問題集が構成されているため、「分野別」過去問題集の中では最たるボリュームです。→ 4点/5点
受験生によっては、やや多く感じます。
・【問題数】(最新過去問除く):500問
・【問題数】(最新過去問含む):550問
理由:
宅建試験の「分野別過去問題集」の10年分の問題数が次になります。
これが基準の問題数になります。
科 目 | 「分野別過去問題集」 10年分の問題数 (基準問題数) |
---|---|
1.権利関係(民法) | 133問 |
2.宅建業法 | 196問 |
3.法令上の制限 | 81問 |
4.税・その他 | 71問 |
合計: | 481問 |
根拠:
本講座の「過去問題集」の問題数は、基準の問題数よりも多く十分な量です。
▼本「過去問題集」の問題数
科 目 | 問題数 | |
---|---|---|
「1.権利関係」テキスト | 155問 | |
「2.宅建業法」テキスト | 160問 | |
「3.法令上の制限 税・その他」テキスト | 法令上の制限 | 115問 |
税・その他 | 70問 | |
小計: | 500問 | |
最新過去問題(内訳) ・権利関係 ・宅建業法 ・法令上の制限 ・税・その他 | 50問(内訳) ・14問 ・20問 ・8問 ・8問 |
|
合計: | 550問 |
参考までに、「一般的な分野別 過去問題集」の問題数に対する、「本問題集」のカバー率を計算してみました。
「一般的な分野別 過去問題集」は、直近の10年分の「約481問」が掲載されており、「本問題集」を「一般的な分野別 過去問題集」の10年分のカバー率として換算すると「104%」になります。
・【計算式(最新除く)】:500÷481問=104%(「本問題中」 ÷ 「一般的な分野別 過去問題集」)
・【計算式(最新除含む】:550÷481問=114%(「本問題中」 ÷ 「一般的な分野別 過去問題集」)
ここの評価項目は、問題数に着目した評価項目ですので4点とさせていただきました。
本,過去問題集は分野ごとに問題集が発売されていることで(「①権利」「②業法」「③法令上・税」)、問題数が「550」問とやや多いです。
※ただし、メリットにある「圧倒的な試験範囲の網羅性」があることと、問題数がかさむことは相反関係(トレードオフ)にあり、問題数を多く演習したい受験生の方はデメリットにはなりません。
⑤解いている最中に解答が見えないか?
A.「問題」を解いている最中に「答え」が見えることがないです。→ 5点/5点
理由:
「問題」が表(おもて)ページに、「解答・解説」が裏(うら)ページに、物理的にページを分けて配置されており、問題を解いている最中に「答え」が見えることがないです。(Good)
根拠:
下のイメージをご確認ください。
「問題」が表(おもて)ページに配置され、「答え」が見えることがないです。
「解答・解説」が裏(うら)ページに配置され、「答え」が見えることがないです。
「問題」と「解答」が同じページにあると、解いている最中に「答え」が見えてしまい、都度ストレスを感じてしまいます。
この問題集は 物理的に「問題」と「解答」を別ページに配置することで、その課題をクリアしています。(Good)
⑥独自の差別化要素
- 「重要度ランク」アイコンがあります。
直近3年間の出題傾向を分析し「 A」「B」「C」 の重要度を確認できます。 - 最新の過去問題の「正答率」が確認できます。
合格者正答率70%以上の問題は正解できるようにしましょう。との説明がありました。 - 本、過去問題集から 同社LEC「出る順 宅建士 合格テキスト」へのリンクがあります。
→ 5点/5点
根拠:
下の説明およびイメージをご確認ください。
■1.「重要度ランク」アイコンがあります。
直近3年間の出題傾向を分析し、下のイメージのように、重要度に応じて「A」「B」「C」のアイコンが表示されており、「余裕があればやる、なければ飛ばす」といった判断がしやすいです。
「①重要度ランク」
■2.最新の過去問題の「正答率」が確認できます。
合格者正答率70%以上の問題は正解できるようにしましょう。との説明がありました。
②正解率
■3.「出る順 合格テキスト」へのリンクがあります。
下のイメージのように、本過去問題集から、同社LEC「出る順 合格テキスト」へのリンクがあります。1問ごとに、基本テキストの「章・節単位」へのリンクとなり、基本テキストの解説を探す手間が省けます。(Good!)
章単位(1.都市計画法)のリンクよりも、細かい節単位(開発許可の手続き①、開発許可の手続き②)でのリンクとなり、問題集に該当のテキスト番号を書き込む受験生の負荷が軽減されます。
本問題集の解説から、基本テキストへのリンク
細かい節単位のリンクとなり、受験生の負荷が軽減されます。
基本テキストへのリンク「③法令上の制限」「開発許可の手続き①」-「開発許可の手続き②」
まとめ
メリット
- 分野ごとに問題集が構成され、圧倒的な試験範囲の網羅性があります。
(「①権利関係」「②宅建業法」「③法令上の制限・税・その他」の3分冊で問題集が構成されている) - 問題の解説が「詳細」かつ「正確」に記載されています。
- 「問題」ページと「解答」ページを物理的に分けて配置しており、問題を解いている最中に「答え」が見えることがないです。
- 出題頻度の高い論点とそうでない論点が「重要度ランク」(A,B,Cマーク)でわかりますので「余裕があればやる、なければ飛ばす」といった判断がしやすいです。
- 法改正に対応しています。
ややデメリット
本,過去問題集は分野ごとに問題集が発売されていることで(「①権利」「②業法」「③法令上・税」)、問題数が「550」問とやや多いです。
※ただし、メリットにある「圧倒的な試験範囲の網羅性」があることと、問題数がかさむことは相反関係(トレードオフ)にあり、問題数を多く演習したい受験生の方はデメリットにはなりません。
この教材の使い方
- 分野別に問題集が構成されているため、コンパクトでいつでもどこでも問題を解くことができます。
- また、「分野別」問題集であるため、論点をまとめて効率的に解く使い方ができます。
まとめ
- 評価したところ、学習対象者は「中級者」寄りですが、「初級者」から「リベンジ組」まで問題なく使えます。
- 評価点は「29点/30点」であり、問題の解説が「詳細」かつ「正確」な「分野別に構成された」過去問題集を探している方は「買い」です。
「出る順 宅建士 ウォーク問 過去問題集」を使うことで、
勉強開始までの「教材選択の時間ロス」をはぶき、効率よく学習を進めていだきたくことができます。
以下は、今回レビューした「出る順 宅建士 ウォーク問 過去問題集」の購入リンクです。
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購入リンク:出る順 宅建士 ウォーク問 過去問題集 2023年度版
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- いちど独学で挫折してしまい、今年は合格したい方
独学で勉強している方で、最小限の努力で一発合格したい方、合格の最短ルートをとおりたい方は、こちらの記事をどうぞ!
1.「アガルート通信講座 宅建試験 入門総合カリキュラム」は、合格すると「全額返金」制度があります。
※合格すると、市販教材を買うよりも安いです。
→ 2023年版 アガルート宅建講座 入門総合カリキュラム【プロがレビュー】
(知識を実践で使いこなせるまで高めさせる合理的なカリキュラムが組まれています)
2.「フォーサイト 宅建スピード合格講座」は、不合格でも「全額返金」制度があります。
※不合格でも、費用負担なしです。
→ 2023年版 フォーサイト 宅建スピード合格講座【プロがレビュー】
(問題を解く力が重点的に鍛えられるカリキュラムが組まれています)
(試験合格目標:2023年10月試験)
関連記事:教材のレビュー記事
本問題集と”リンク” している「出る順 宅建士 合格テキスト」(同社LEC)のレビュー記事
・本記事の問題集と、下の「出る順 合格テキスト」が ”完全リンク” していますので、セットでの購入をおすすめいたします。
・特徴は、「多くのページを使って丁寧に解説し」かつ「内容が正確」なテキストです。 どうぞ、お読みください。
-
参考2023年度版 出る順 宅建士 合格テキスト【プロがレビュー】
続きを見る
2023年版 宅建 厳選した「過去問題集」5冊を【プロが徹底比較】
2023年版の過去問題集を点数付けして徹底比較しています。ぜひお読みください。
(「①トリセツ 一問一答式」「②トリセツ 分野別」「③出る順 ウォーク問」「④一問一答〇×1000肢」「⑤出る順 模試形式 30年」)
→ 2023年版 宅建 厳選した過去問題集5冊を【プロが徹底比較】
-
参考2023年版 宅建 厳選した「過去問題集」5冊を【プロが徹底比較】
続きを見る
2023年版 宅建 厳選した「基本テキスト」5冊を【プロが徹底比較】
2023年版の基本テキストを点数付けして徹底比較しています。ぜひお読みください。
(「①合格のトリセツ」「②らくらく宅建塾」「③わかって合格る」「④出る順」「⑤とらの巻」)
→ 2023年版 宅建 厳選した基本テキスト5冊を【プロが徹底比較】
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参考2023年版 宅建 厳選した「基本テキスト」5冊を【プロが徹底比較】
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