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宅建士の「資格登録申請」には【10個の書類】が必要

2022-01-28

宅建士の資格登録申請には【10個の書類】が必要
宅建士の資格登録申請には【10個の書類】が必要


やっと宅建士の「登録実務講習」が終わってホッとしていたんですが、
「資格登録申請」をするのに必要な書類が山ほどあるんですけど。。。
普段聞きなれない書類がいっぱいあって、ハードル高くないですか。
一つひとつ、どこから入手して、どうやって書けばいいのか、
教えてください。詳しい人!


こういった疑問にお答します。


本記事の内容

宅建士の「資格登録申請」に必要な「10個の書類」の入手方法、必要書類の書き方から、郵送するまでを解説します。


この記事の信頼性

実際に宅建士の「資格登録申請」を行った、実体験をもとにわかりやすく解説します。

宅地建物取引士「合格証書」と「宅建士証」
宅地建物取引士「合格証書」と「宅建士証」


想定する読者

登録実務講習は修了したが「資格登録申請」の書面の入手方法や書き方がわからない。という方に向けて書いています。


参考:全体の手続きの流れ「試験合格~宅建士証の交付」

▼参考までに、全体の手続きの流れ

・前の記事では、②-2 宅建士「登録実務講習」を解説しました。

・本記事では、③-1 宅地建物取引士「資格登録申請」について解説します。

参考:「宅建士 試験合格~宅建士証の交付」
参考: 「試験合格~宅建士証の交付」


目 次



宅建士の「資格登録申請」には【10個の書類】が必要

「資格登録申請」に必要な書類の一覧です。

書類名発行場所費用
1.住民票市役所(区役所)300円
2.身分証明書市役所(区役所)300円
3.登記されていないことの証明書 法務局の戸籍課収入印紙 300円
4.登録申請書
5.誓約書
6.登録資格を証する書面
7.従業者証明書
8.登録手数料銀行など金融機関収入証紙 37,000円分(1万円3枚,5千円1枚,2千円1枚)
9.宅建の合格証書
10.返信用封筒(角2サイズ)郵便局通常切手140円+簡易書留切手320円
郵送用封筒 (角2サイズ) 郵便局 通常切手140円+簡易書留切手320円
必要な書類の発行場所と費用


1.住民票

住民票は、市役所(区役所)にて発行してもらえます。
役所の窓口そばに申請書がありますので、本[1.住民票]と、下の[2.身分証明書]を一緒に申請しましょう。

発行日から3か月以内の 申請者本人の分で、本籍・続柄、マイナンバーの記載は不要です。

住民票
住民票


2.身分証明書

身分証明書は、本籍地の市区町村にて発行してもらえます。
役所の窓口そばに申請書がありますので、上の[1.住民票]と一緒に申請しましょう。

身分証明書は、成年被後見人及び被保佐人とみなされる者に該当しない旨の証明、破産者に該当しない旨の証明です。

身分証明書
身分証明書


3.登記されていないことの証明書

「3.登記されていないことの証明書」 は、法務局の戸籍課にて発行してもらえます。

この証明書は、成年被後見人、被保佐人ではないことを証明するためのものです。

本「3.登記されていないことの証明書」を発行してもらうために、宅建合格時の封筒に同梱されていた「登記されていないことの証明申請書」が必要です。

「登記されていないことの証明申請書」には、収入印紙 300円を貼り付ける必要があります。
(※印紙です。証紙ではないので気をつけましょう)

この 「登記されていないことの証明申請書」 を法務局にて渡し、「3.登記されていないことの証明書」を発行してもらいます。

下イメージの「 登記されていないことの証明申請書 」の「③住所」は「○○番□□号」まで記載されますが、「④本籍」は「○○番」まで(号がない)の記載の違いがあります。
※上の「住民表」の「住所」と、「身分証明書」の「本籍」をよく確認してください。

※郵送による交付請求は,東京法務局の後見登録課においてのみ取り扱っています。
 郵送で受け取りたい場合は、申請書の送付から手元に届くまでは1週間~10日程度かかります。

下イメージの「登記されていないことの証明申請書」 を、法務局の戸籍課の窓口で渡します

登記されていないことの証明「申請書」
登記されていないことの証明「申請書」


上の「申請書」を渡すと、待ちがないと5分程度で下イメージの「登記されていないことの証明書」が発行されます。

登記されていないことの「証明書 」
登記されていないことの「証明書 」


4.登録申請書

登録申請書は、宅建合格時の封筒に同梱されていた「登録申請書」でもよいですが、 ご自身の住所の都道府県のWebサイト からダウンロードしてパソコンで記載し、印刷したものでも構いません。

書面内の「住所市区町村コード」は、総務省の「都道府県コード及び市区町村コード」から参照します。

URL:https://www.soumu.go.jp/denshijiti/code.html

書面内の「住所」と「本籍」は、微妙に違いますので注意してください。
住所は「○○番□□号」まで記載されますが、本籍は「○○番」まで(号がない)の記載の違いがあります。
※上の「住民表」の「住所」と、「身分証明書」の「本籍」をよく確認してください。

また、登録申請書には「顔写真」(縦3cm×横2.4cmのカラー写真)を貼り付ける必要があります。
※スピード写真が800円で早くて,安くて,使いやすいのでオススメです。
 お店で撮ってもらうより,鏡が見られたり,撮影した2枚から選べたりするので使いやすいです。

登録申請書
登録申請書


5.誓約書

誓約書は、宅建合格時の封筒に同梱されていた「誓約書」でもよいですが、ご自身の住所の都道府県のWebサイトからダウンロードしてパソコンで記載し、印刷したものでも構いません。

誓約書
誓約書


6.登録資格を証する書面

こちらは「登録実務講習」の修了後に郵送された「登録実務講習の修了証」か「実務経験証明書」が該当します。

登録資格を証する書面
登録資格を証する書面


7.従業者証明書

従業者証明書は、宅地建物取引業者に勤務し、宅地建物取引業に従事している方のみが対象になります。

過去10年以内のものが必要です。


8.登録手数料(収入証紙 37,000円分)

登録手数料として、都道府県が発行する「収入証紙」37,000円分が必要になります。金融機関で発行してもらえます。
(※ 証紙 です。印紙ではないので気をつけましょう)

銀行の窓口に行くと、請求用紙がもらえますので「10,000円分を3枚、5,000円分を1枚、2,000円分を1枚」と記載し、現金を支払うと都道府県が発行する「収入証紙」37,000円分がもらえます。
※JAでは「収入証紙」の取り扱いがありませんでした。

登録手数料「収入証紙」37,000円分
登録手数料「収入証紙」37,000円分


9.宅建の合格証書

宅建の合格証書は、提示用の原本と、提出用のコピー の2つが必要になります。

宅建「合格証書」
宅建士「合格証書」


10.返信用封筒と切手(通常切手140円+簡易書留用の切手320円)

上の合格証書の原本を自分へ返信してもらうための「返信用封筒」(定型角2サイズ)と、「通常切手140円」と「簡易書留用の切手320円」が必要になります。

下のように「返信用封筒」の左側に、赤字で「簡易書留」と記載します。
「返信用封筒」には、「通常の切手140円」と「簡易書留の切手320円」を貼り付けます。
「返信用封筒」の自分の名前の下には「宛」を、会社が返信先の場合は「行」と記載します。

「返信用封筒」の書き方
「返信用封筒」の書き方


郵送方法

コロナ渦のため、郵送で発送するように指示がありました。

前記の10個の書類を、角2サイズの 郵送用封筒に入れます。

私は、封筒に入れた合格証書が郵送中に折れるのが嫌だっため、宅建の合格時に郵送されてきた画用紙も入れました。

この郵送用封筒を郵便局に持ちより、ご自身の住所の都道府県の「住宅宅地係」まで郵送してもらいます。

この封筒にも「通常切手140円」と「簡易書留用の切手320円」が必要になります。

ここまでで、宅建士の「資格登録申請」が完了です。

私は、これを1週間で行いました。(1日目に市役所に、2日目に法務局に、3日目に銀行と郵便局)

2日ほどで、宅建「合格証書」が返信されてきました。

30日~60日すると「資格登録完了」の通知がハガキで届きます。

この「資格登録完了」が届くと、次の「宅建士証の交付申請」ができるようになります。


本記事では、「資格登録申請」するまでの流れを解説しました。
次の記事では「宅建士証の交付申請」と「宅建士証交付」を解説します。こちらもぜひお読みください。

関連記事(次の記事):宅建士証の交付申請には【5個の書類】が必要

→ 宅建士証の交付申請には【5個の書類】が必要

宅建士証の交付申請には【5個の書類】が必要
参考宅建士証の交付申請には【5個の書類】が必要

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→ 宅建「登録実務講習」を受けたほうがよい理由「修了証交付」の流れ

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