【2023年版 フォーサイト 宅建スピード合格講座】って、超初心者向けに「戦略立案」「入門講座」が用意してあって、学習がスムーズに進む工夫が盛り込まれているって聞きました。
講座は、合格に必要な知識だけに絞って、それでいて具体例から解説に入る丁寧な作りになっているって本当ですか?
あと、自分で「一問一答式」のオリジナル問題を作って、スキマ時間にスマホで解くことができるって本当ですか?
もし合格できなかった場合に「全額返金保証」制度があるのも魅力的です。
この通信講座のことが知りたいです。
具体的に教えて、詳しい人!
こういった疑問にお答えします。
本記事の内容
- 元教材制作者の筆者が「2023年版 フォーサイト 宅建スピード合格講座」の受講レビューを行っています。
- 独自の評価項目を用いて徹底評価し、点数づけしています。
(「講義の理解しやすさ」「出題頻度の網羅性」「暗記箇所の整理」など) - 本記事を読むことで、変な教材に手を出して無駄な時間とお金を使うこともなくなります。
通信講座をおすすめしたい方
- 勉強にかける労力軽減と時間短縮をしたい方
独学では問題を解く過程を理解するのに時間がかかりますが、本通信講座では講師がその過程を嚙み砕いて教えてくれます. - 育児や家事があり通学はできないが、効率よく学習したい方
- いちど独学で挫折してしまい、今年は合格したい方
※フォーサイトの通信講座は合格率(令和3年度(2021年))も高いです。
・合格率:82.0%
・全国平均の 4.63倍
記事の信頼性
- この記事を執筆している私は、学習用教材の「教材制作」「教材評価」の業務に6年間たずさわっていました。
- また「宅地建物取引士」試験の合格者です。
- 実際に「2023年版 フォーサイト 宅建スピード合格講座」を受講して確認しました。
この記事を読むことで、勉強開始までの「教材選択の時間ロス」をはぶき、効率よく学習を進めていだきたくことができます。
10分で読めますので、この講座の評価が知りたい方は、最後まで読んでみてください。
「2023年版 フォーサイト 宅建スピード合格講座」の商品説明
- 本通信講座は、宅建試験の勉強をする際に必要となる「通信講座」の位置づけであり、講義動画による講義とテキストを使って学習します。
- 学習対象者は、「初学者」から「リベンジ組」を対象としています。
- 本、通信講座を受けた第一印象は、テキスト教材がとても丁寧なつくりをして学習効果を高めている。ということです。
本、通信講座の基本情報
フォーサイト宅建講座「宅建スピード合格講座」には、次の3種類があります。
- バリューセット1:
- 「基礎+過去問講座」
- 教育訓練給付制度の対象
- 受講費用 59,800円
- 基礎講座と過去問講座で一通りの学習を行いたい方向け
- バリューセット2:
- 「基礎+過去問+直前対策講座」
- 教育訓練給付制度の対象
- 受講費用 64,800円
- 合格に必要な基礎固めから試験直前期の総まとめを行いたい方向け
- バリューセット3:(人気No.1)
- 「基礎+過去問+直前対策+科目別答練+過去問一問一答演習」(演習システム)
- 教育訓練給付制度の対象
- 全額返金保証制度あり
- 受講費用 69,800円
- 基礎から応用まで万全の対策に、より確実に合格を目指したい方向け
本記事では、人気No.1の「バリューセット3」を おすすめしています。
本、通信講座の基本情報は、次になります。
講 座 | 内 容 |
---|---|
通信講座名 | 「2023年 宅建試験 宅建スピード合格講座 バリューセット3」 |
試験合格目標 | 2023年10月試験 |
講座内容 | ・基礎講座 テキストと講義で 基礎知識を身につける ・過去問講座 問題集で問題の解き方を徹底攻略 ・直前対策講座 苦手とする分野の対策 ・科目別答練講座 4科目について 50問を2時間で演習 ・過去問一問一答演習(演習システム) eラーニングで一問一答 |
講義時間 | ・基礎講座:586分(9.7時間) ・過去問講座:281分(4.7時間) ・直前対策講座:88分(1.5時間) |
講座タイプ | 「講義中心」に重きをおいていますが、 「テキスト」だけを使った学習もできます。 講師が講義でテキストにポイントの 書き込みや、 マーカーを引きながら 講義を進め、講義にあわせて 受講者が自分のテキストを確認します。 |
使用教材 | ・テキスト ・問題集 ・講義動画が視聴可能 ・eラーニングにて 過去問 再現演習、 過去問一問一答演習ができる ・デジタルテキスト |
学習対象者 | ・初学者 ・リベンジ組 基礎から応用まで万全の対策に、 より確実に合格を目指したい方向け |
合格実績 | 令和3年度(2021年)合格率:82.0% 全国平均の4.63倍 |
視聴可能期間 | ・受講期間: 2023年10月14日まで ※学習の質問受付や、教材の再送などの サポートを受付している期間です。 ・利用期限:2023年12月22日 ※eラーニングで講義や確認テストなどの 学習メニューがご利用になれる期間です。 |
受講費用 | 69,800円(税込み) ※特典あり ・合格なら「Amazonギフトコード最大2千円分」 ・もし不合格なら「全額返金保証」制度 ※一般教育訓練給付制度を利用すると 受講料の20%が支給 受講料実質負担額:55,040円 |
教材の発送時期 | ・入門講座:発送可能 ・基礎講座:発送可能 ・過去問講座:発送可能 再現問題、模試試験は 2023年9月下旬 ・直前対策講座:2023年9月下旬 ・科目別答練講座:2023年8月下旬 その他の法令、権利関係は 2023年9月下旬 |
「徹底レビュー」の前に、「講座のコンセプト」と「学習の流れ」をご説明いたします。
講座のコンセプト(講師より説明あり)
もくじ
- 1 講座のコンセプト「宅建スピード合格講座 バリューセット3」
- 2 講座の学習の流れ
- 3 レビューの対象講座
- 4 評判のいいフォーサイト通信講座「宅建スピード合格講座 バリューセット3」レビュー
- 5 フォーサイト通信講座「宅建スピード合格講座 バリューセット3」徹底レビュー
- 6 1.講義面の評価 (15点/15点)
- 7 2.テキスト教材の評価(9点/10点)
- 8 3.「問題集」教材の評価(5点/5点)
- 9 4.eラーニングの評価(5点/5点)
- 10 5.質問体制の評価(5点/5点)
- 11 6.受講費用の評価 (5点/5点)
- 12 7.独自の差別化要素の評価 (4点/5点)
- 13 まとめ:評価点は「48点/50点」
- 14 申込リンク:フォーサイト 宅建スピード合格講座
- 15 関連記事:通信講座「アガルート宅建講座 入門総合カリキュラム【プロがレビュー】」
- 16 関連記事:市販教材のレビュー記事
講座のコンセプト「宅建スピード合格講座 バリューセット3」
- 本講座は、より合格に近づくための問題を解く力が重点的に鍛えられるカリキュラムが組まれています。
- 初めて宅建試験を受験する方、受験を経験したリベンジ組の方を対象に、基礎から応用まで万全の対策で合格を目指すために作られています。
学習の流れ
講座の学習の流れ
講座の学習の流れは、次の順で学習していきます。
(講座に入る前に「ウォーミングアップ」「戦略立案」「入門講座」が用意されていますが、後述の「7.独自の差別化要素」にて解説いたします)
- 基礎講座
「基礎講義」にて、講師の講義動画とテキストを確認しながら知識をインプットして学習を進めます。 - 過去問講座
過去問題集にて知識をアウトプットし、「過去問講座」の講義動画を視聴し知識を定着させます。 - 直前対策講座
「法改正・統計資料対策」「択一対策」にて弱点分野の克服を行います。 - 模試試験
学習の総仕上げとして、学習成果・実力を測るため、模擬試験に挑戦します。
※模試試験は、前述「2.過去問講座」に含まれ 2023年9月下旬に発送されます - 科目別答練講座
「科目別答練講座」にて、本試験への追い込みをかけます。
上の「1」~「5」を、もう少し詳しく説明します。
1.「基礎講座」の学習方法
講師の講義動画とテキストにて、内容を早く、正確に理解し、基礎知識を身につけます。
一通り学習を終えたら、確認テストにチャレンジし、理解度の確認を行います。
2.「過去問講座」の学習方法
宅建試験では、毎回類似した過去問題が多数出題されます。
過去問をベースにした問題集を繰り返し解き、実力を身につけます。
解説講義も付属しますので、問題を解いた後は講義を視聴することでより効率的に知識を定着できます。
※上の「1」と「2」を繰り返します。
3.「直前対策講座」の学習方法
「法改正・統計資料対策」「択一対策」など受験生が苦手とする分野をピックアップした直前対策講座です。
特に法改正や統計資料は、出題頻度が高い部分ですので、ここを学習して合格を不動のものとします。
講義動画も付属します。
4.「模試試験」の学習方法
オリジナルの模試試験を解くことで、得意分野・苦手分野が確認でき、苦手分野は重点的に復習できます。
本試験と同じ問題数・解答時間を体験することで、本番のシミュレーションが行えます。
※模試試験は、前述「2.過去問講座」に含まれ、2023年9月下旬に発送されます
5.「科目別答練講座」の学習方法
最近の宅建試験は、高い合格点が求められるようになってきています。
他の受験生より1点で多く得点するために「科目別答練講座」にて4科目を演習し、得点力アップの追い込みをかけます。
レビュー
レビューの対象講座
- メインとなる「1.基礎講座」「2.過去問講座」のレビューを行います。
- 「5.科目別答練講座」は、2023年8月下旬に教材が公開され次第、レビューいたします。
- 「3.直前対策講座」は、毎年変わる統計情報や法改正に関する内容のため割愛いたします。
評判のいいフォーサイト通信講座「宅建スピード合格講座 バリューセット3」レビュー
本講座は、合格に必要な知識だけを扱っており、それでいて取り扱う論点は具体例の提示から各論の解説に入る丁寧な作りになっています。
結論は、勉強の負担と時間を軽減しつつ、確実に合格したい方は「買い」です。
本講座の「メリット」、「デメリット」、「評価点」を見ていきましょう。
メリット
- 資格勉強の超初心者向けに「ウォーミングアップ」「戦略立案」「入門講座」が用意され、スケジュール立案やモチベーション維持、科目の全体像が解説され、学習がスムーズに進む工夫が盛り込まれています。
- 合格点主義の講座であり、合格に必要な知識だけ記載されています。
知識を絞っていながら、取り扱う論点は具体例を提示して「①設例」「②考え方」「③結論」を解説した後に,「④各論」の解説に入る丁寧なつくりになっています。 - スマホなどで「過去問一問一答演習(演習システム)」を解くことができ、通勤や家事のスキマ時間を活用することができます。
- もし、不合格でも「全額返金保証」制度があります。
- 学習内容の質問ができ、専門スタッフが詳しく回答してくれます。
ややデメリット
- テキストの論点ごとにある「重要度」と「出題傾向」の表示がやや多く、本文の中まで配置されているため、読んでいて少し気になることがあります。(初学者に頻出な論点を伝えたい思いが強いため)
※ただし、論点ごとに「出題頻度」を確認したい受験生はデメリットになりません。 - 本テキストは、初学者を飽きさせない工夫から全ページカラーにしており、おおむね配色のバランスは取れていますが、やや読みづらい色使い(文字と背景が同系色)をしているページがありました。※ただし、数ページです。
本、通信講座のタイプ
本、通信講座のタイプは、「講義中心」に重きをおいていますが、「テキスト」だけを使った学習もできます。
理由は、講義動画がテキストの内容に沿って解説していることと、テキスト自体の作りが良いからです。
(学習の流れは、講義動画を視聴してから、テキストを精読します)
(※スマホの方は、ピンチイン・ピンチアウトにて拡大・縮小ができます)
評価点は「48点/50点」です
当サイトは、独自の「評価項目」を用いて、本テキストを「評価点」をつけて評価しています。
- 「評価項目」は、7項目です。
- 「評価点」は、「評価項目」ごとに重みづけして、全体で50点満点としています。
本、通信講座は 「講義中心」 に重きをおいた通信講座のため、「1.講義面の評価」に配点の比重を大きくしています。
※40点以上は高得点です。
評価項目と評価点
カテゴリ | 評価項目 | 評価点 (50点満点) |
---|---|---|
■1.講義面の評価 (配点15点) | ①論点がわかりやすいか? | 15/15 |
②講義動画が長すぎないか? |
||
③講義動画の画面UI*が使いやすいか? UI:ユーザーインターフェース |
||
■2.テキスト教材の評価 (配点10点) | ①出題頻度 A、B、Cランクの内容が網羅されているか? | 9/10 |
②暗記箇所が整理されているか? |
||
③法改正に対応しているか? |
||
④ページ総数が多すぎないか? |
||
⑤挿し絵(イラスト)や図表があるか? |
||
⑥カラフル過ぎないか? |
||
■3.問題集教材の評価 (配点5点) | ①解説が理解しやすいか? | 5/5 |
②問題数が適量か? |
||
③解いている最中に解答が見えないか? |
||
■4.eラーニングの評価 (配点5点) | スマホなどで講義を視聴することができるか? | 5 |
■5.質問体制の評価 (配点5点) | スタッフが受講相談・学習相談を受け付けているか? | 5 |
■6.受講費用の評価 (配点5点) | 受講費用は適切か? | 5 |
■7.独自の差別化要素の評価 (配点5点) | 独自に差別化要素があるか? | 4 |
合計 | 48/50 |
評価点は「48点/50点」です。
※評価項目ごとの評価点・評価基準は当サイトの独自のものです。
定期的に調整していますので評価点が変わる場合がありますのでご注意ください。
※また、評価点は人によって感じ方が異なります。
その場合は,点数よりも評価内容を参考になさってください。
以下に、理由・根拠を詳しく解説します。
フォーサイト通信講座「宅建スピード合格講座 バリューセット3」徹底レビュー
それでは理由・根拠を詳しく、以下の7つの「評価項目」を用いて点数をつけて評価していきます。
- ①論点がわかりやすいか?
- ②講義動画が長すぎないか?
- ③講義動画の画面UI*が使いやすいか?
- ①出題頻度 A、B、Cランクの内容が網羅されているか?
- ②暗記箇所が整理されているか?
- ③法改正に対応しているか?
- ④ページ総数が多すぎないか?
- ⑤理解を助けるイラストや図表が適度に含まれているか?
- ⑥配色がカラフル過ぎないか?
- ①解説が理解しやすいか?
- ②問題数が適量か?
- ③解いている最中に解答が見えないか?
- ④他に問題集に有益な部分があるか?
- スマホなどで講義を視聴することができるか?
- スタッフが受講相談・学習相談を受け付けているか?
- 受講費用は適切か?
- 独自に差別化要素があるか?
■1.講義面の評価(配点15点)
■2.テキスト教材の評価(配点10点)
■3.問題集教材の評価(配点5点)
■4.eラーニングの評価(配点5点)
■5.質問体制の評価(配点5点)
■6.受講費用の評価(配点5点)
■7.独自の差別化要素の評価(配点5点)
1.講義面の評価 (15点/15点)
■講義面の評価
講義面の評価は、メインとなる「基礎講座」について評価いたします。
■本講座の概要
本講座は、講師が講義の中で画面共有したテキストにポイントの書き込みや、 マーカーを引きながら講義を進め、講義にあわせて受講者が自分のテキストを確認します。
講義動画を視聴した後に、テキストを精読します。
①論点がわかりやすいか?
A.わかりやすいです。
理由:次のように「具体例」の提示から、「各論」に入り丁寧に解説されています。
▼始めに「具体例」の提示
1.設例
2.考え方
3.結論
▼「各論」の解説に入り、適宜 講師のポイント解説がある
4.各論
根拠:権利関係の【制限行為能力】の検証1と、【保証】の検証2を行いました。
■【制限行為能力】にて検証1(テキスト P26,27,30,29)
▼始めに「具体例」を提示して、テキストに沿って説明しています。(テキスト P26,27)
1.設例
2.考え方
3.結論
1.設例:高校生の息子が無断でバイクを買う。
2.考え方:未成年者が行った契約はなかったことにできる。
3.結論:息子は行為を取り消すことができ、バイク屋は親に催告することができる。
講師が講義のなかで具体例を話している講座はありますが、本講座は講義とテキストに具体例を掲載しており、とてもイメージがわきます。視覚と聴覚で学習することで、理解しやすく頭に残りやすいです。
▼「各論」の解説に入り、適宜 講師のポイント解説があります。(テキスト P29)
4.各論
手元のテキスト
画面の講義動画
講師より「成年被後見人」の解説の途中で「取消」と「無効」の違いについて、ポイントの解説がありました。
講師:取消と無効は、日常生活では似たような意味で使いますが、民法では意味が全く違います。
・取消:契約を結んだら契約はずっと有効である。途中で取消したら、契約時にさかのぼって効力がなくなる。これを「取消」といいます。
・無効:契約を結んだ時点で最初から効力がないことを「無効」といいます。
「取消」と「無効」という言葉の違いをしっかりと頭に入れてください。
取消は「契約時にさかのぼって効力がなくなる」こと、無効は「最初から効力がない」こと、と解説され ポイントがつかみやすいです。
■【保証】にて検証2(テキスト P76)
▼始めに「具体例」を提示して、テキストに沿って説明しています。(テキスト P76)
1.設例
2.考え方
3.結論
1.設例:家の売主は、買主が代金を払ってくれるか心配。
2.考え方:代金の担保に保証人を立ててもらいたい。
3.結論:お金持ちの人が家の売主と保証契約を結ぶ。
検証2の保証でも、講義とテキストに具体例を掲載しており、とてもイメージがわきます。
▼「各論」の解説に入り、適宜 講師のポイント解説があります。(テキスト P29)
4.各論
手元のテキスト
画面の講義動画
講師より「保証」の解説の途中で「補充性」について、ポイントの解説がありました。
- 催告の抗弁権:債権者から保証人に対し「お金返してくれ」と請求があった場合には、「保証人の私ではなく、まず主たる債務者に請求してください」というように、言い返すことができる権利のことを「催告の抗弁権」といいます。
- 検索の抗弁権:債権者が保証人の家にやって来て、財産を差し押さえに来た場合、「保証人の私ではなく、まず主たる債務者の財産を差し押さえてください」というように、言い返すことができる権利のことを「検索の抗弁権」といいます。
- 上の2つの抗弁権は保証人はもっていますが、連帯保証の場合は2つの抗弁権はありませんので頭に入れてください。
催告の抗弁権も、検索の抗弁権も「まず主債務者に言ってください」と言い返すこととができる権利、と解説されていてポイントがつかみやすいです。
上に検証してきたように、次の流れ(具体例→各論)で重要な論点もスムーズに学習することができました。
▼始めに「具体例」の提示
1.設例
2.考え方
3.結論
▼「各論」の解説に入り、適宜 講師のポイント解説
4.各論
事前に「具体例」が提示されていることで「各論」の解説も頭に入ってきやすくなっています。
講師が重要な論点をかみ砕いて解説してくれますので、独学で理解していくよりも勉強の負荷が少ないです。(経験から独学の場合は、解き方がわからなければそのまま放置もあり得ます)
②講義動画が長すぎないか?
A.講義動画の1つが10分程度で適切な長さです。
理由:
講義動画は、1つが約10分の再生時間となっています。
短い講義動画は5分程度のものもあります。
一部、法令上の制限の「都市計画法」と、権利関係の「売買契約」「賃貸借契約」は14分程度となっていますが少数です。
根拠:
次の講義動画のように、動画の再生時間は約10分になっています。
通信講座によっては、1本が100分を超える講義動画もありますが、
本講座は、1本が約10分と細切れですので、通勤時間や家事のスキマ時間に講義を視聴できます。(もちろん自分のペースでガッツリ連続して勉強することもできます)
③講義動画の画面UI*が使いやすいか?
*UI:ユーザーインターフェースの略
A.使いやすいです。
理由と根拠:
画面UIの使いやすさについて、以下の項目にて確認しました。
- Q1.再生速度が選べるか?
- Q2.講義動画のNo.(「講義動画一覧」)と、テキストのページ番号が対応しているか?
- Q3.動画の進行メーターがあるか?
- Q4.学習の進捗率が確認できるか?
- Q5.画面の解像度が変更できるか?
- Q6.その他:お気に入りが追加・登録ができるか?
その他:「訂正情報」があるか?
▼Q1.再生速度が選べるか?
A.選べます。(4段階「0.8x、1.0x、1.5x、2x」)
▼Q2.講義動画の「講義動画一覧」と、テキストのページ番号が対応しているか?
A. 対応しています。
講義動画の「講義動画一覧」とテキストのページ番号が一致しており、どこのページを学習しているのかわかりやすいです。
また、講義動画の画面左上にも「ページ番号」のテロップがあり、動画に合わせてテキストをめくることができます。
▼Q3.動画の進行メーターがあるか?
A.あります。
▼Q4.学習の進捗率が確認できるか?
A.確認できます。
「講義動画一覧」から学習の進捗(視聴の有無、視聴終了回数)が確認できます。
▼Q5. 画面の解像度が変更できるか?
A.画面に合わせて最適な解像度で再生されるようになっています。
▼Q6.その他
基礎講座に「チェックテスト」と「確認テスト」が付属します。
「チェックテスト」と「確認テスト」は、基礎講座の章末テストの位置づけです。
・チェックテスト
テキストの重要事項の理解度を確認するためのテストです。
・確認テスト
テキストで学んだ基礎知識を確認し、記憶に定着させるためのテストです。
講義動画のUI(ユーザー・インターフェース)は、とても良い作りです。
2.テキスト教材の評価(9点/10点)
■テキスト教材の評価
テキスト教材の評価は、メインとなる「基礎講座」に使われているテキストについて行います。
■本テキスト教材の使い方
「基礎講座」は、講師が講義の中で画面共有したテキストにポイントの書き込みや、 マーカーを引きながら講義を進め、講義にあわせて受講者が自分のテキストを確認します。
講義動画を視聴した後に、テキストを精読します。
■「テキスト」のタイプ
「バランス」型テキストと「要点・暗記重視」型テキストの中間の特性を持ったテキストになっています。
理由は、合格に必要な知識に絞って(「要点・暗記重視」型)いながら、取り扱う論点は具体例を提示して「①設例」「②考え方」「③結論」を解説した後に,「④各論」の解説に入る丁寧なつくり(「バランス」型)になっているからです。
(※市販テキストでは「宅建士 合格のトリセツ(LEC)」が要点・暗記重視型のテキストに該当します)
(※スマホの方は、ピンチイン・ピンチアウトにて拡大・縮小ができます)
①出題頻度 A、B、Cランクの内容が網羅されているか?(網羅性)
A.すべて網羅しています。
「科目」ごとの「出題頻度 A,B,Cランク」の網羅性は、下表のとおりです。
「出題頻度A,B,Cランク」の網羅性
科 目 | 「出題頻度A,B,Cランク」の網羅性 |
---|---|
宅建業法 | 15論点の「A,B,Cランク」すべて網羅○ |
民法(権利関係) | 24論点 の「A,B,Cランク」すべて網羅○ |
法令上の制限 | 6論点の「A,B,Cランク」すべて網羅○ |
税・その他 | 10論点の「A,B,Cランク」すべて網羅○ |
「出題頻度 A,B,Cランク」とは?
宅建の試験範囲をもとに、12年分の過去問を確認し「出題頻度」のランク付けを行いました。
- Aランクは、毎年出題される出題頻度が高い論点であり、必至で覚えなければならない知識です。
- Bランクは、2年に1度程度のペースで出題される論点で、こちらも2番目に優先して覚えなければならない知識です。
- Cランクは、5年に一度程度のペースで出題される論点で、余裕があったら覚えたい知識です。
- Pランクは、10年に一度程度のペースで出題される論点で、あまり時間を割かないほうがいい知識です。
根拠:
詳細な「論点別」の「出題頻度 A,B,Cランク」の網羅性は、下表になります。
(※スマホの方は、ピンチイン・ピンチアウトにて、拡大・縮小ができます)
論 点 | 出題頻度 (A:高,B:中,C:低) | フォーサイト 宅建スピード合格講座 バリューセット3 2023年度 網羅性(〇/△/なし) |
---|---|---|
■宅建業法 |
||
1.宅地建物取引業 | A | 〇 |
2.免許 | A | 〇 |
3.宅地建物取引士 | A | 〇 |
4.事務所の設置 | A | 〇 |
5.営業保証金 | A | 〇 |
6.保証協会 | A | 〇 |
7.広告や契約の注意事項 | A | 〇 |
8.業務における諸規定 | A | 〇 |
9.媒介代理契約の規制 | A | 〇 |
10.35条 重要事項説明 | A | 〇 |
11.37条書面(契約書) | A | 〇 |
12.自ら売主の制限 (8種規制) | A | 〇 |
13.報酬額の規制 | A | 〇 |
14.監督処分と罰則 | A (罰則はC) | 〇 |
15.住宅瑕疵担保履行法 | A | 〇 |
■民法(権利関係) |
||
1.制限行為能力者 | B (被保佐人, 被補助人はC) | 〇 |
2.意思表示 | A (心裡留保はC) | 〇 |
3.代理 | A (表見代理はP) | 〇 |
4.時効 | B | 〇 |
5.物権変動・対抗問題 | A | 〇 |
6.相隣関係 | P | 〇 |
7.共有 | P | 〇 |
8.抵当権 | A (根抵当権はP) | 〇 |
9.その他の担保権 | P (地役権,留置権, 先取特権,質権はP) | なし (頻度[低]で問題なし) |
10.保証・連帯保証 | C | 〇 |
11.連帯債務 | C | 〇 |
12.債権譲渡 | C | 〇 |
13.債務不履行 | A | 〇 |
14.弁済相殺 | P | 〇 |
15.契約不適合責任 | A | 〇 |
16.賃貸借契約 | A (賃借権の譲渡・転貸) | 〇 |
17.借地借家法 (借地権) | A (裁判所の許可はC, 建物の再築はP) | 〇 |
18.借地借家法 (借家権) | A (借地上の建物の 賃借権はC) | 〇 |
19.その他の契約 | C (使用貸借, 請負,贈与) | △ (使用貸借なし, 請負あり, 贈与なし) |
20.事務管理 | C | 〇 |
21.不法行為 | B (共同不法行為はC) | 〇 |
22.相続 | A (欠格・廃除はC, 遺留分はC) | 〇 |
23.不動産登記法 | A (合筆・分筆はP) | 〇 |
24.区分所有法 | A | 〇 |
■法令上の制限 |
||
1.都市計画法 | A (地区計画はC) | 〇 |
2.建築基準法 | A | 〇 |
3.国土利用計画法 | A (事前届け出はP) | 〇 |
4.農地法 | A | 〇 |
5.土地区画整理法 | A | 〇 |
6.宅地造成等規制法 | A (監督処分, 災害防止措置はC) | 〇 |
■税・その他 |
||
1.不動産取得税 固定資産税 | A | 〇 |
2.所得税 | C | 〇 |
3.印紙税 | A | 〇 |
4.登録免許税 | A | 〇 |
5.相続税贈与税 | P | なし (頻度[低]で問題なし) |
6.不動産鑑定評価基準 | A | 〇 |
7.地価公示法 | A | 〇 |
8.住宅金融支援機構法 | A | 〇 |
9.景品表示法 公正競争規約 | A | 〇 |
10.土地建物 | A | 〇 |
論点数 計 | 55 | 53 (〇は1、△は0.5 小数点は切上で集計) |
評価点: コメント: | 5点/5点中 A,B,Cランクを網羅 |
本テキストは「合格点主義」のテキスト(要点・暗記重視型)ですので、繰り返し学習に向いており 宅建に必須の暗記が効率よく行えます。
②暗記箇所が整理されているか
A.整理されています。
理由:暗記箇所が「表形式」で整理されています。
根拠:以下のように、「表形式に整理」し、また「似たような論点を比較しながらまとめている」ことです。
・権利関係「定期借地権等の比較」(P181)にて、
「契約方法」「用途」「存続期間」「契約内容」「借地権の返還」を表形式で整理しており、暗記しやすいです。
・宅建業法 「34」「35条」「37条」書面の比較(P63)にて、
似たような論点の「媒介書面」(34条)と「重要事項説明書」(35条) と「契約書面」(37条)がまとまっており、比較しながら暗記しやすいです。
似たような論点が比較しながら暗記できる
ほかの論点でも暗記箇所が整理されています。
③法改正に対応しているか
A.法改正に対応しています。
根拠:以下になります。
▼権利関係(民法)の法改正
1.権利関係「制限行為能力者」の「未成年者」の年齢(P28)対応しています。
- 改正前:民法の成年年齢は、20歳からでした。
- 改正後:民法の成年年齢が、18歳に引き下げられました。
2.権利関係「区分所有法」の「議事録」の署名(P160)対応しています。
- 改正前:集会の議事録には「署名」と「押印」が必要でした。
- 改正後:集会の議事録には「署名」のみが必要になりました。
▼宅建業法の法改正
宅建業法 「住宅販売瑕疵担保保証金」の基準日(P160)に対応しています。
- 改正前:新築住宅を引き渡したときに課される資力確保状況の届出の基準日が「3月31日」と「9月30日」の年2回でした。
- 改正後:基準日が「3月31日」の年1回となりました。
ほかにもありますが、法改正に対応しています。
④ページ総数が多すぎないか
A.実質のページ総数が「588ページ」であり、適量です。
根拠:
科目と実質のページ数は、下表のとおりです。
科 目 | 実質ページ数 |
---|---|
1.権利関係(民法) | 12~203 =192ページ |
2.宅建業法 | 12~166 =155ページ |
3.法令上の制限 | 12~145 =134ページ |
4.税・その他 | 12~118 =107ページ |
計588 ページ |
市販の宅建の「詳細説明」型のテキストは「650ページ」程度ありますが、本テキストは「588」ページです。
本テキストは「要点・暗記重視」型であり、必要な知識のみ掲載していることで総ページ数が少なくなっています。
⑤理解を助けるイラストや図表が適度に含まれているか?
A.「イラスト」や「図表」が適度に含まれています。
根拠:以下のように、理解を助ける「イラスト」や「図表」が適度に含まれています。
▼イラストが適度に含まれています。
権利関係「意思表示」(P38)にて。
▼表が適度に含まれています。
宅建業法 「媒介契約のタイプ」(P38)にて。
⑥配色がカラフル過ぎないか?
A.初学者向けのテキストとして、おおむね配色のバランスはとれています。
一部、読みづらい色使い(文字と背景が同系色)のページがありました。
根拠:以下のようになっています。
- 文字:黒、赤の2色
- イラスト・図表:黒、赤、緑、青、黄の5系色
▼おおむね配色のバランスがとれているページ
宅建業法 免許(P14)にて。
▼一部、読みづらい色使い(文字と背景が同系色)のページあり
法令上の制限(P49)にて。
・初学者向けのテキストは、飽きさせない工夫から全ページカラーのものが多いです。カラフル過ぎると目が疲れてしまうデメリットもあります
・また、すべてがカラフルだと、どこが大事な部分かわからなくなるデメリットもあり、強調表示のバランスが大事になります。
このテキストは、おおむね配色のバランスがとれており、学習の妨げになりません。
3.「問題集」教材の評価(5点/5点)
■問題集の評価
問題集の評価は、メインとなる「過去問講座」に使われている「問題集」について行います。
■本「問題集」の使い方
・講義とテキストの学習をしたら、「問題集」を解きます。
・講師が重要だと思われる問題をピックアップして「過去問講座」(講義動画)に用意していますので、講義動画を視聴し、効率的に知識を定着できます。
■本、過去問題集の種類は、「分野別過去問題集」になります。
①問題集の解説が理解しやすいか?
A.問題の選択肢に対する、「解説」が理解しやすいです
理由:解説が次の構成で解説されており理解しやすいです。
- 簡潔な解説
- 正確な解説
- ポイントにはマーカーが引かれている
根拠:権利関係 「代理」にて検証を行いました。
以下のイメージをご確認ください。
権利関係 「代理」(Q3-1)にて検証してみます。
権利関係「代理」の解説を例に検証
- 簡潔な解説:
上のイメージより「代理人は制限行為能力者であることを要しない。よって未成年者でも代理人になれ、効果は本人に帰属する」と、解説が要点をまとめて簡潔に記載されています。 - 正確な解説:
「善意・無過失の有無は代理人を基準に判断する」と、法令や制度に準じた正確な内容が記載されています。 - ポイントにはマーカーが引かれている:
「法定代理人は、いつでも復代理人を選任できる」と、試験で狙われるポイントの「論点」「用語」「数字」を意識できます。
①「簡潔な解説」は、問題集の周回をこなしたときに威力を発揮します。解き始めは解説の全文を読みますが、周回を重ねるとポイントしか読まなくなり、暗記に重きをおく宅建試験にマッチした学習方法です。
②「正確な解説」は、法令や制度に準じた正確な内容であり安心です。
②問題数が適量か?
A.「分野別過去」問題集 の 問題数としては、十分なボリュームです。
【問題数】:587問
理由:
宅建試験の「分野別過去問題集」の10年分の問題数が次になります。
これが基準の問題数になります。
▼基準問題数
科 目 | 「分野別過去問題集」 10年分の問題数 (基準問題数) |
---|---|
1.権利関係(民法) | 133問 |
2.宅建業法 | 196問 |
3.法令上の制限 | 81問 |
4.税・その他 | 71問 |
合計: | 481問 |
根拠:
本講座の「過去問題集」の問題数は、基準の問題数よりも多く十分な量です。
▼本講座の「過去問題集」の問題数
科 目 | 本講座の問題数 |
---|---|
1.権利関係(民法) | 155問 |
2.宅建業法 | 240問 |
3.法令上の制限 | 96問 |
4.税・その他 | 96問 |
合計: | 587問 |
③解いている最中に解答が見えないか?
A.「問題」を解いている最中に「答え」が見えることがないです。
理由:
「問題」が左ページ「解説」が右ページに物理的に分けて配置され「答え」が見えることがないです。
根拠:
下のイメージをご確認ください。
「問題」と「解答」が同じページにある問題集の場合、解いている最中に「答え」が見えてしまい、都度ストレスを感じてしまいます。
この問題集は 物理的に「問題」と「解答」を別ページに配置することで、その課題をクリアしています。(Good!)
④他に問題集に有益な部分があるか?
A.「過去問題集」から「テキスト」へのリンクがあります。
理由:
・問題の解説の1肢ごとにテキスト教材への「ページ単位」へのリンクがあり、テキスト教材の解説を探す手間が省けます。(Good!)
・よくある「章・説」単位のリンクよりも細かい「ページ単位」でのリンクとなり、「過去問題集」の肢別に該当のテキスト教材のページ番号を書き込む受験生の負荷が軽減されます。
根拠:
下のイメージをご確認ください。
4.eラーニングの評価(5点/5点)
スマホなどで講義を視聴することができるか?
A.「講義動画」を、スマホ や タブレットにて視聴することができます。
根拠:下のイメージ画像をご確認ください。
スマホで「講義動画」を視聴できます。
スマホなどで「テキスト」教材を確認することができるか?
A.スマホ や タブレットにてデジタルの「テキスト」教材を確認することができます。
根拠:下のイメージ画像をご確認ください。
スマホでデジタルの「テキスト」教材が確認できます。
スマホなどで「過去問題集」を確認することができるか?
A.スマホ や タブレットにてデジタルの「過去問題集」を確認することができます。
根拠:下のイメージ画像をご確認ください。
・スマホにて「再現問題」と呼ばれる、デジタルの「過去問題集」が確認できます。
・問題演習の機能も付いています。
・もちろん、PCでもデジタルの「過去問題集」が確認できます。
・問題演習の機能も付いています。
他にeラーニングに有益な機能があるか?
A.スマホ や タブレットにて「過去問 一問一答演習」を解くことができます。
本講座では「一問一答形式」の過去問演習の機能が用意されています。
選択肢の組合せの運に左右されない、本物の問題解答力を身につけることができます。解答データから苦手な問題が洗い出され、より効率的に学習が可能です。また、時間と問題数を指定し、自分だけの「オリジナル模試」の作成ができます。
根拠:下のイメージ画像をご確認ください。
・スマホにて「過去問 一問一答演習」を解くことができます。
・問題演習の機能が付いています。
・PCでも「過去問 一問一答演習」を解くことができます。
・問題演習の機能が付いています。
おすすめの使い方として、通勤時間や家事のスキマ時間に、スマホやタブレットで復習すると知識の定着が早いです。私も通勤時間に、昨晩の勉強内容をよく「スマホ」で復習していました。
5.質問体制の評価(5点/5点)
スタッフが受講相談・学習相談を受け付けているか?
- 専門スタッフが受講相談・学習相談を受け付けています。
- 質問したところ、回答スピード、回答内容ともに、満足できる内容でした。
■質問方法は、次になります。
- 学習画面と同じWebページにある「各種お問い合わせ・質問箱」から質問します。とても簡単です。
- 学習に関する質問回数は、20回です。
1回の質問でかなり詳しく回答してくれます(後述)ので安心です。
■実際に質問してみました。
- 質問:平日の夜「22時」に質問しました。
- 回答:翌朝「8時半」に回答をいただきました。(早すぎます)
※いちおう、カタログ上は「10営業日以内に回答させていただいております。」となっています。
▼根拠:
実際の「質問」と「回答」のやり取り をご確認ください。
実際の「質問」を行った画面
実際に「回答」が得られた画面
質問に対する「回答スピード」「回答内容」ともに、満足できる内容で勉強のモチベーションが上がりました。
6.受講費用の評価 (5点/5点)
受講費用は適切か?
前述してきた「学習効果が高い講義」と「オリジナルのテキスト」でありながら、もし不合格の場合でも「全額返金」制度があることで、受講費用に対するコストパフォーマンスがとても高いです。
→ 安い価格設定:「69,800円(税込み)」
■合格の場合:「Amazonギフトコードをプレゼント」
もともと安い価格設定にくわえ、合格の場合「Amazonギフトコード最大2,000円分プレゼント!」の特典があります。
▼「Amazonギフトコード最大2,000円分プレゼント!」の条件
- 宅建試験に合格
- アンケートの提出
- 合格探検記の執筆
■もし、不合格の場合:「全額辺期保証」制度あり
不合格の場合、「全額返金保証」制度があります。
▼「全額返金保証」制度の適用条件
- 全ての確認テストにおいて100点を取得すること
- 専用試験(学力テスト)を受験し、以下の条件を満たすこと
本試験3週間前から本試験2週間前までの期間に、学力テストを1回受験し、得点が学力テスト受験者の上位36%に入ること。 - 本試験前に必要書類を提出すること
本試験5日前までに「受験票のコピー」「本人確認書類のコピー」を提出した上で本試験を受験すること。 - 本試験後に必要書類を提出・教材の返送をすること
返金申請書、教材一式をフォーサイトへ送付すること。
■一般教育訓練給付制度の対象
一般教育訓練給付制度が利用できます。(利用すると受講料の20%が支給)
- ※給付額は上限が10万円で、4,000円を超えない場合は支給されません。
- ※制度が適用されるのは送料を除いた受講料のみです。試験の受験料や、eラーニング利用のために購入したパソコン、教材以外で別途購入した参考書の購入費などは制度の対象になりません。
- ※全額返金保証制度との併用はできません。
- ※DVDオプション料金は教育訓練給付制度の対象外となります。
「学習効果が高い講義」と「オリジナルのテキスト」でありながら、「Amazonギフトコード(合格特典)」「全額返金保証(不合格の場合)」「一般教育訓練給付制度」があることで、受講費用に対するコストパフォーマンスがとても高いです。
7.独自の差別化要素の評価 (4点/5点)
独自の差別化要素があるか?
- 資格勉強の超初心者向けに「ウォーミングアップ」「戦略立案」「入門講座」が用意されています
勉強に入る前に、スケジュール立案やモチベーション維持、科目の全体像が解説されており、学習がスムーズに進む工夫が盛り込まれています。 - 各分野のテキストの冒頭に「入門」ページで、各分野の「内容と重要性」「かたち」「構成」の説明があります。
- 「eライブスタディ」というライブ講義も提供しています
通信講座はひとりで学習を進めるので学習のペースが遅れがちになります。eライブスタディは定期的にライブの講義があるので学習のペースを守ることができます。
※過去問解説と直前期に分野別の総復習の講義があります。 - 直前期に「科目別答練講座」が用意されています
最近の宅建試験は、高い合格点が求められるようになってきています。他の受験生より1点で多く得点するために「科目別答練講座」にて4科目を演習し、得点力アップの追い込みをかることができます。
※2023年8月下旬に教材が発送されます。 - 「過去問 一問一答演習」機能が用意されています(前述「4.eラーニングの評価」にて解説ずみ)
時間と問題数を指定し、自分だけの「オリジナル模試」の作成ができますので、テキストがなくても通勤や家事のスキマ時間にスマホで問題演習ができます。 - 「講義動画」がダウンロードできます
例えば、自宅のWi-fi 環境で「講義動画」をダウンロードしておいて、Wi-fi 環境がなくても、通勤・通学途中・お昼休みなど スマホで学習できます。(動画のファイル形式は「MP4」です) - テキスト教材の論点ごとに「重要度」と「出題傾向」の表示があります
それぞれ差別化要素について説明します。
■1.資格勉強の超初心者向けに「ウォーミングアップ」「戦略立案」「入門講座」が用意されています。
学習に入る前の動機付けで、スムーズに学習に入れます。
・「ウォーミングアップ」
フォーサイトオリジナル宅建マンガ「田畑はじめ」を読むことで、宅建試験の合格後にどんな自分になりたいかの動機づけを行っています。
・「戦略立案」
合格するための、学習計画・スケジュール立案、モチベーションの維持方法、食事方法まで解説され、初学者も安心です。
・「入門講座」
試験問題の出題形式、各科目の全体像が解説され、その後の学習がスムーズに進む工夫が盛り込まれています。
■2.各分野のテキストの冒頭に「入門」ページで、各分野の「内容と重要性」「かたち」「構成」の説明があります。
この分野では「何を学習するのか?」「どんな構成になっているのか?」、学習者が学習目的をもって学習することができます。
細かいテクニックより「何を勉強するのか?」が一番大切であり、教材の基礎基本がしっかりしているテキストです。
・各分野の「内容と重要性」の説明
・各分野の「かたち」の説明
・各分野の「構成」の説明
■3.「eライブスタディ」というライブ形式の講義も提供
ひとりで学習を進めると学習ペースが遅れがちになりそうですが、「eライブスタディ」は定期的に開催されますので、学習のペースを守ることができます。また、「eライブスタディ」は他の受験生も一緒にチャットに参加できるので、みんなで教室で学習を進めている臨場感があります。
「eライブスタディ」は、「過去問解説」と直前期に「分野別の総復習」の講義があります。
・過去問解説
・分野別の総復習
■4.直前期に「科目別答練講座」が用意されています
最近の宅建試験は、高い合格点が求められるようになってきています。他の受験生より1点で多く得点するために「科目別答練講座」にて4科目を演習し、得点力アップの追い込みをかることができます。
※2023年8月下旬に教材が発送されます。
■5.「過去問 一問一答演習」機能が用意されています
前述「4.eラーニングの評価」にて解説していますので、ご確認ください。
■6.「講義動画」がダウンロードできる
自宅のWi-fi 環境で「講義動画」をダウンロードしておいて、Wi-fi 環境がなくても、通勤・お昼休みなど スマホで学習ができます。
■7.テキスト教材の論点ごとに「重要度」と「出題傾向」の表示があります
・論点ごとに「重要度」と「出題傾向」を確認することができます。
・ただ、ページによっては「重要度」と「出題傾向」の表示が多く、本文の中まで配置されているため、読んでいると気になることがあります(初学者に頻出な論点を伝えたい思いが強く、できればページの上部にさりげなく置かれている程度が良いです)。
※ただし、論点ごとに「出題傾向」を確認したい受験生はデメリットになりません。
まとめ:評価点は「48点/50点」
メリット
- 資格勉強の超初心者向けに「ウォーミングアップ」「戦略立案」「入門講座」が用意され、スケジュール立案やモチベーション維持、科目の全体像が解説され、学習がスムーズに進む工夫が盛り込まれています。
- 合格点主義の講座であり、合格に必要な知識だけ記載されています。
知識を絞っていながら、取り扱う論点は具体例を提示して「①設例」「②考え方」「③結論」を解説した後に,「④各論」の解説に入る丁寧なつくりになっています。 - スマホなどで「過去問一問一答演習(演習システム)」を解くことができ、通勤や家事のスキマ時間を活用することができます。
- もし、不合格でも「全額返金保証」制度があります。
- 学習内容の質問ができ、専門スタッフが詳しく回答してくれます。
ややデメリット
- テキストの論点ごとにある「重要度」と「出題傾向」の表示がやや多く、本文の中まで配置されているため、読んでいて少し気になることがあります。(初学者に頻出な論点を伝えたい思いが強いため)
※ただし、論点ごとに「出題頻度」を確認したい受験生はデメリットになりません。 - 本テキストは、初学者を飽きさせない工夫から全ページカラーにしており、おおむね配色のバランスは取れていますが、やや読みづらい色使い(文字と背景が同系色)をしているページがありました。※ただし、数ページです。
まとめ
- 評価点は「48点/50点」と高得点です。
- 評価したところ、学習対象者は「初学者」向けです。 初心者が喜ぶ 勉強グッズが取り揃えられています。(「経験者」「リベンジ組」でも問題なく使えます)
- 学習効果面のメリットは、合格に必要な知識だけを扱っており、勉強にかける労力軽減と時間短縮ができることです。
- 費用面のメリットは、もし不合格でも「全額返金保証」制度がありますので、リスクなしで試験に挑戦することができます。
- 講師が問題の解き方を教えてくれて、わからないところは質問ができます。
(独学は自分で克服しなければならないです)
私が、宅建の初学者におすすめの通信講座を聞かれたら、必要な知識だけを学習でき、挫折しにくい 本講座をご紹介します。
以下は、今回レビューした「フォーサイト宅建講座」の申し込みリンクです。
「宅建に合格したい!」という方は、ぜひご検討ください。
申込リンク:フォーサイト 宅建スピード合格講座
関連記事:通信講座「アガルート宅建講座 入門総合カリキュラム【プロがレビュー】」
・本通信講座は、知識を実践で使いこなせるまで高めさせる合理的なカリキュラムが組まれています。
・合格すると全額返金制度があります。 ぜひ お読みください。
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→ わかって合格る宅建士基本テキスト2023年度版【プロが徹底レビュー】
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講義形式で読める「らくらく宅建塾 宅建士 基本テキスト」(宅建学院)のレビュー記事
・特徴は、講義形式で解説され,ページ総数が少ないテキストを探している方に適しています
・学習対象者は、「初級者」から「リベンジ組」まで問題なく使えます。
→ 2023年版 らくらく宅建塾 宅建士 基本テキスト【プロがレビュー】
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参考2023年版 らくらく宅建塾 宅建士 基本テキスト【プロがレビュー】
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サクサクと読める「合格のトリセツ 基本テキスト」(LEC)のレビュー記事
・特徴は、「ページ総数」が少なく、サクサクと読み進められるので、勉強時間を多く取れない方に適しています。
・学習対象者は、「初学者」を対象にしています。 レビュー記事です。どうぞ、ご確認ください。
→ 2023年版 宅建士合格のトリセツ基本テキスト【プロがレビュー】
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参考2023年版 宅建士合格のトリセツ 基本テキスト【プロがレビュー】
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「合格のトリセツ 一問一答式 問題集」(LEC)のレビュー記事
・上の「合格のトリセツ 基本テキスト」と、下の「合格のトリセツ 一問一答式 問題集」が ”リンク” していますので、セットでの購入をおすすめいたします。
・特徴は、時間が多くとれない方、問題を1肢ごとにじっくり解きたい方に向いています。どうぞ、お読みください。
→ 2023年版 宅建士合格のトリセツ 一問一答式 過去問題集 【プロがレビュー】
-
参考2023年版 宅建士合格のトリセツ 一問一答式過去問題集【プロがレビュー】
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「合格のトリセツ 分野別 問題集」(LEC)のレビュー記事
・上の「合格のトリセツ 基本テキスト」と、下の「合格のトリセツ 分野別 問題集」が ”リンク” していますので、セットでの購入をおすすめいたします。
・特徴は、問題の解説が「丁寧に解説」されて理解しやすくなっています。どうぞ、お読みください。
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参考2023年版 宅建士合格のトリセツ 分野別過去問題集【プロがレビュー】
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