宅建の教材評価

出る順宅建士 過去30年 良問厳選問題集 2022年版【プロがレビュー】

2022-07-08

出る順 宅建士 過去30年 良問厳選 問題集 LEC
出る順 宅建士 過去30年 良問厳選 問題集 LEC


「【出る順 宅建士 過去30年 良問厳選 問題集 2022年版】って、
 30年の過去問データベースから良問だけ厳選して作った ”模試形式の問題集” って聞いたんですけど、本当ですか?」
「あと問題の【解説】が理解しやすいように整理されていますか?」
「それに、法改正に対応していますか?」
「要するに、、この問題集を使って「宅建」に合格できますか?
 具体的に教えて、詳しい人!」


こういった疑問にお答えします。

本記事の内容

  • 宅建の「模試形式の問題集」(本試験形式の出題)を探している方向けに、元 教材制作者のプロが「出る順 宅建士 過去30年 良問厳選 問題集 2022年版」の教材評価を行っています。
  • 具体的に、独自の6個の評価項目(「出題頻度」「解説の理解しやすさ」「題数の適量さ」など)を用いて徹底評価し、点数づけしています。
    受験生みなさまの、教材選定にお役立てください。
  • また、本記事を読むことで、変な教材に手を出して無駄な時間とお金を使うこともなくなります。


記事の信頼性

  • この記事を書いている私は、学習用教材の「教材制作」「教材評価」の業務に6年間たずさわっていました。
  • また、宅地建物取引士試験(2021年度)の「合格者」です。
  • 実際に問題集「出る順 宅建士 過去30年 良問厳選 問題集 2022年版」を入手して確認しました。
宅地建物取引士「合格証書」と「宅建士証」
宅地建物取引士「合格証書」と「宅建士証」


 この記事を読むことで、受験生のみなさまには、勉強開始までの「教材選択の時間ロス」をはぶき、勉強に多くの時間を使い、効率よく学習を進めていだきたくことができます。


5分で読めるので、この教材の評価が知りたい方は、最後まで読んでみてください。


「出る順 宅建士 過去30年 良問厳選 問題集 2022年版」の商品説明

  • 本問題集は、宅建の本試験形式の問題の順番で出題される「模試形式の問題集」の位置づけです。
  • 学習対象者は、模試形式で実践的に解きたい「上級者」「リベンジ組」を対象としています。
  • 本問題集を確認した第一印象は、「難易度別に良問が50問ずつ分けられている」、「実力に合わせて本試験の予行練習ができそう」、ということでした。


\30年分のデータベースから,良問300問を厳選した模試形式の問題集!/


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徹底レビュー

出る順 宅建士 過去30年 良問厳選 問題集 2022年版【プロが徹底レビュー】

結論は、実力に合わせて「模試形式の問題」が解きたい方は「買い」です。

その「メリット」、「デメリット」、「評価点」を見ていきましょう。

▼メリット

  • 30年分の過去問データベースから良問を厳選しており、圧倒的な試験範囲の網羅性があります。
  • 難易度を「基礎編」「中級編」「上級編」の3段階に分けた「模試形式」の問題を6回分 解くことができます。
  • 「問題」と「解答」が物理的に別冊子に分かれており問題を解いている最中に「答え」が見えることがないです。
  • 法改正に対応しています。

▼ややデメリット

  • 本問題集から基本テキストへのリンクがなく、基本テキストの詳しい解説を確認したいときに少し不便です。
    同社LECの問題集は、基本テキストへのリンクがありますので、本問題集にもリンクがあるとより良いです。

▼本問題集のタイプ

本「問題集」のタイプは、「模試形式」の過去問題集になります。

「問題集のタイプ」の説明

▼「分野別」過去問題集
・宅建の科目である、宅建業法、民法、法令上の制限、税・その他の「分野別にまとめられた」問題集です。
・メリット:科目ごとの論点をまとめて効率的に解くことができます。
・問題形式:1問4択式です。
・対象者:初学者、中級者 向け

▼「模試形式」(年度別)過去問題集
・本試験形式の問題の順番で出題される問題集です。
・メリット:本試験の予行練習ができます。
・問題形式:1問4択式です。
・対象者:上級者 向け

▼「一問一答式」過去問題集
・出題頻度が高い「選択肢を集めた一問一答式」の問題集です。
・メリット:通勤途中など、短い時間でも1問ずつこなすことができます。
・問題形式:一問一答式です。
・対象者:1肢ごとにじっくり解きたい「初学者」または「リベンジ組」

(スマホの方は、ピンチイン・ピンチアウトにて拡大・縮小ができます)

▼この教材の使い方

  • 「模試形式」の問題が6回分収録されているため、本試験の予行練習とする使い方です。
  • 出題頻度の高い良問だけ厳選して集められているため、出題頻度が高い問題の解き方を覚えていく使い方です。


▼評価点は「29点/30点」です

当サイトは、独自の「評価項目」を用いて、本テキストを「評価点」をつけて評価しています。
※25点以上は高得点です。

「評価項目」は、6項目です。
「評価点」は、「評価項目」ごとに5点、合計で30点満点(6項目×5点)としています。

評価項目と評価点

カテゴリ評価項目評価点
(各5点)
内容面①出題頻度 A、B、Cランクの内容が
 網羅されているか?(網羅性)
5
②解説が理解しやすいか?
5
③法改正に対応しているか?
5
外観面
④問題数が適量か?
5
⑤解いている最中に解答が見えないか?
5
差別化
要素
⑥独自の差別化要素
4
合計点数
29/30

※評価項目ごとの評価点・評価基準は当サイトの独自のものです。
 定期的に調整していますので評価点が変わる場合がありますのでご注意ください。
※また、評価点は人によって感じ方が異なります。
 その場合は,点数よりも評価内容を参考になさってください。


 以下に、理由・根拠を詳しく解説します。

出る順 宅建士 過去30年 良問厳選 問題集 2022年版【レビュー詳細】

それでは理由・根拠を詳しく、以下の「評価項目」を用いて点数をつけて評価していきます。

・「評価項目」は、6項目です。
・「評価点」は、「評価項目」ごとに5点、合計で30点満点(6項目×5点)としています。


①出題頻度 A、B、Cランクの内容が網羅されているか?(網羅性)

A.すべて網羅しています。→ 5点

圧倒的な出題範囲の網羅性です。(下表の出題範囲の網羅性のカバー率「54/55」)
 30年分の過去問データベースから良問を厳選した恩恵があらわれています。

根拠:「科目」ごとの「出題頻度 A,B,Cランク」の網羅性は、下表のとおりです。

「出題頻度A,B,Cランク」の網羅性

科目「出題頻度A,B,Cランク」の網羅性
宅建業法15論点の「A,B,Cランク」すべて網羅○
民法(権利関係)24論点 の「A,B,Cランク」すべて網羅○
法令上の制限6論点 の「A,B,Cランク」すべて網羅○
税・その他9論点 の「A,B,Cランク」すべて網羅○
すべて網羅しています。

根拠:詳細な「論点別」の「出題頻度 A,B,Cランク」の網羅性は、下表になります。
(※スマホの方は、ピンチイン・ピンチアウトにて、拡大・縮小ができます)


※宅建の試験範囲をもとに、12年分の過去問を確認し「出題頻度」のランク付けを行いました。

「出題頻度 A,B,Cランク」とは?

  • Aランクは、毎年出題される出題頻度が高い論点であり、必至で覚えなければならない知識です。
  • Bランクは、2年に1度程度のペースで出題される論点で、こちらも2番目に優先して覚えなければならない知識です。
  • Cランクは、5年に一度程度のペースで出題される論点で、余裕があったら覚えたい知識です。
  • Pランクは、10年に一度程度のペースで出題される論点で、あまり時間を割かないほうがいい知識です。


②解説が理解しやすいか?

A.問題の選択肢に対する、「解説」が理解しやすいです。→ 5点

理由:次の2つになります。

  • 問題の解説が「赤字」でポイントを絞った一文で記載されていること。
  • また、赤字の一文解説の下には「数行の解説」があり、
    正誤に関する 正確な法令や制度が記載されていること。

それぞれの理由の根拠を、「建築基準法」の解説 を例にして、検証してみます。(第1回 問18)

解説が理解しやすい

解説が理解しやすい
「建築基準法」の解説(第1回 問18)

■根拠[1]:イメージにあるように、問題の解説が「赤字」でポイントを絞った一文で記載されています。

この「赤字」でポイントを絞った一文解説は、問題集の周回をこなしたときに威力を発揮します。
問題集の解き始めの1,2周は理解するために解説の全文を読みますが、問題集の周回を重ねるとポイントを絞った1文しか読まなくなりますので、このポイントを絞った一文解説は 暗記に重きをおく宅建試験にマッチした学習方法です。

■根拠[2]:イメージにあるように、赤字の一文解説の下には「数行の解説」があり、正誤に関する 正確な法令や制度が記載されています。

この数行の解説は、法令や制度に準じた正確な内容であり、正統派の解説で安心感があります。
(上級者が好む伝統的な解説です)


③法改正に対応しているか?

A.法改正に対応しています。→ 5点

根拠:以下のように、法改正に対応しています。

■「区分所有法」の改正に対応済み(第3回 問13 選択肢3)
・【改正前】:集会の議事録を作成した場合、議長および集会に出席した区分所有者が「署名・押印」することとされていた。
・【改正後】:集会の議事録を作成した場合、議長および集会に出席した区分所有者が「署名」が必要で「押印」が不要になった。

法改正に対応済み

「区分所有法の改正」に対応済み(第3回 問13 選択肢3)
「区分所有法の改正」に対応済み(第3回 問13 選択肢3)

■宅建業法の「特定住宅瑕疵担保責任の履行の確保等に関する法律の基準日」については、本「問題集」の問題文にありませんでした。
・【改正前】:基準日は年2回(3月31日・9月30日) であった。
・【改正後】:基準日が年回(3月31日)になった。

■税・その他の「贈与税」と「相続時精算課税」の受贈者の年齢が18歳以上、については、本「問題集」の問題文にありませんでした。
・【改正前】:受贈者の年齢が20歳以上の子・孫等であった。
・【改正後】:受贈者の年齢が18歳以上の子・孫等になった。


④問題数が適量か?

A. 「模試形式」(年度別)問題集 の 問題数としては、適量です。→ 5点

■理由:次になります。

・過去30年間の過去問データベースから 良質な問題を厳選した「300問」(6回分)が掲載されています。(※単純に30年分を問題にしただけではありません。)
 → 宅建の「模試形式」の6回分(300問 ÷ 50問/1回分=6回分)の問題数としては十分です。

・また、難易度が「基礎編」「中級編」「上級編」に分けられていますので、個人の知識レベルに合わせて解くことができます。

■根拠:科目ごとの問題数は、下表のとおりです。

問題冊子問題数
第1回 問題 基礎編①50問
第2回 問題 基礎編②50問
第3回 問題 中級編①50問
第4回 問題 中級編②50問
第5回 問題 上級編①50問
第6回 問題 上級編②50問
小計:
300問
最新過去問題
 令和3年10月試験
50問
 令和3年12月試験
50問
合計:
400問
(最新過去問含む)

・参考までに、「10年分の論点別過去問題集」は「481問」分に相当しますが、本問題集を「10年分の論点別過去問題集」のカバー率として換算すると「62.3%」になります。
 計算式:300問 ÷ 481問=62.3%
 (本問題集 ÷ 「10年分の論点別過去問題集」)


⑤解いている最中に解答が見えないか?

A.「問題」を解いている最中に「答え」が見えることがないです。→ 5点

■理由:「問題」と「解答」が物理的に別冊子になっているため、解いている最中に「答え」が見えることがないです。(OK)

■根拠:下のイメージ画像をご確認ください。

「問題」と「解答」が物理的に別冊子になっている1
「問題」と「解答」が物理的に別冊子になっている1
「問題」と「解答」が物理的に別冊子になっている2
「問題」と「解答」が物理的に別冊子になっている2

 「問題」と「解答」が同じページにあると、解いている最中に「答え」が見えてしまい、都度ストレスを感じてしまいます。
 この問題集は物理的に「問題」と「解答」を別冊子に分けることで、その課題をクリアしています。(Good)


⑥独自の差別化要素

・30年分の良問を厳選して集めていますから、網羅性に強みがある問題集として差別化になっています。
 (前述「①出題頻度ABCランクの内容が網羅されているか?」にて説明)
難易度を「基礎編」「中級編」「上級編」の3段階に分けて、トータルで300問 収録されています。
 (前述「④問題数は適量か?」にて説明)
過去問題の「正答率」がわかります

・本問題集から基本テキストへのリンクがなく、基本テキストの詳しい解説を確認したいときに少し不便です。
 別シリーズの「合格のトリセツ 一問一答式 過去問題集」や、出る順シリーズの「ウォーク問 過去問題集」には、基本テキストへのリンクがありますので、本問題集にもリンクがあるとより良いです。 → 4点

■ほかの差別化要素:

問題の「正答率」がわかる:下のイメージのように、
「合格者正答率」「不合格者正答率」が掲載されており問題の客観的な難易度がわかり、「自分も解けなければいけない。」などと、モチベーションの向上につながります。

問題の「正答率」がわかる
問題の「正答率」がわかる

正誤把握の「チェックボックス」:下のイメージのように、
 間違った問題にチェックを付けて記録を残すことができ、あとで復習がしやすいです。

正誤把握の「チェックボックス」
正誤把握の「チェックボックス」

「6分冊」にできる
 1回分(50問)ごとに問題の冊子を取りはずして解くことができます。


まとめ

メリット

  • 30年分の過去問データベースから良問を厳選しており、圧倒的な試験範囲の網羅性があります。
  • 難易度を「基礎編」「中級編」「上級編」の3段階に分けた「模試形式」の問題を6回分 解くことができます。
  • 「問題」と「解答」が物理的に別冊子に分かれており問題を解いている最中に「答え」が見えることがないです。
  • 法改正に対応しています。

ややデメリット

  • 本問題集から基本テキストへのリンクがなく、基本テキストの詳しい解説を確認したいときに少し不便です。
    同社LECの問題集は、基本テキストへのリンクがありますので、本問題集にもリンクがあるとより良いです。

▼この教材の使い方

  • 「模試形式」の問題が6回分収録されているため、本試験の予行練習とする使い方です。
  • 出題頻度の高い良問だけ厳選して集められているため、出題頻度が高い問題の解き方を覚えていく使い方です。

まとめ

  • 評価点は「29点/30点」であり、実力に合わせて難易度別の「模試形式の問題」が解きたい方は「買い」です。
  • 評価したところ、学習対象者は 実践的に解きたい「上級者」または「リベンジ組」向けの問題集です。

「出る順 宅建士 過去30年 良問厳選 問題集 2022年版」を使うことで、
受験生のみなさまには、勉強開始までの「教材選択の時間ロス」をはぶき、勉強に多くの時間を使っていただけるとともに、効率よく学習を進めていだきたくことができます


以下は、今回ご紹介した「問題集」の購入リンクです。
「宅建に合格したい!」という方は、ぜひご検討ください。


購入リンク:出る順 宅建士 過去30年 良問厳選 問題集 2022年版

こちらから購入できます。↓

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関連 教材のレビュー記事

下のリンクは、「一問一答式 問題集」のレビューです。

「合格のトリセツ 一問一答式 過去問題集」(同社LEC)のレビュー記事

・特徴は、時間が多くとれない方、問題を1肢ごとにじっくり解きたい方に向いている「一問一答式」の問題集です。
・学習対象者は、「初学者」または「リベンジ組」向けの問題集です。

 レビュー記事です。どうぞ、ご参照ください。

 → 宅建士 合格のトリセツ 一問一答式 過去問題集 2022年度版【プロがレビュー】

宅建士 合格のトリセツ 頻出 一問一答式 過去問題集 2022年度版
参考宅建士 合格のトリセツ 一問一答式 過去問題集 2022年度版【プロがレビュー】

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