2024年版の「宅建士合格のトリセツ 分野別過去問題集」の教材レビューの記事はこちらです。
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最新2024年版 宅建士合格のトリセツ 分野別過去問題集【プロがレビュー】
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【2023年版 宅建士合格のトリセツ 分野別 過去問題集】って、
「分野別」の過去問題集を丁寧に解きたい人向けの 問題集って聞いたんですけど、本当ですか?
あと、問題の「解説」が理解しやすいように、わかりやすく整理されていますか?
それに、法改正に対応していますか?
要するに、、この問題集を使って「宅建」に合格できますか?
具体的に教えて、詳しい人!
こういった疑問にお答えします。
本記事の内容
- 元教材制作者の筆者が「宅建士 合格のトリセツ 分野別 過去問題集 2023年版」の教材評価を行っています。
- 独自の6個の評価項目を用いて徹底評価し、点数づけしています。
(「出題頻度」「解説の理解しやすさ」「問題数の適量さ」など) - 本記事を読むことで、変な教材に手を出して無駄な時間とお金を使うこともなくなります。
本記事の信頼性
- この記事を書いている私は、学習用教材の「教材制作」「教材評価」の業務に6年間たずさわっていました。
- また、宅地建物取引士試験(2021年10月)の「合格者」です。
- 本問題集「宅建士 合格のトリセツ 分野別 過去問題集 2023年度版」を入手して確認しました。
この記事を読むことで、勉強開始までの「教材選択の時間ロス」をはぶき、効率よく学習を進めていだきたくことができます。
5分で読めるので、この教材の評価が知りたい方は、最後まで読んでみてください。
「宅建士 合格のトリセツ 分野別 過去問題集 2023年度版」の商品説明
- 本問題集は、「分野別」過去問題集の位置づけです。
- 学習対象者は、分野別に1問4択式にて解きたい「初学者」を対象としています。
- 読んだ第一印象は、ほかの「分野別」過去問題集の種類の中では、問題の解説が「丁寧に解説」されて理解しやすくなっている、ということです。
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徹底レビュー
もくじ
評判のいい「宅建士 合格のトリセツ 分野別 過去問題集」2023年版【レビュー】
結論は、問題の解説が丁寧な「分野別」過去問題集を探している方は「買い」です。
その「メリット」、「デメリット」、「評価点」を見ていきましょう。
メリット
- 30年分の過去問データベースから、合格に必要な300問を厳選しています。
- ほかの「分野別」過去問題集の種類の中では、問題の解説が丁寧に説明されており、理解しやすいです。
- 「問題」ページと「解答」ページを物理的に分けて配置しており、問題を解いている最中に「答え」が見えることがないです。
- 重要な論点とそうでない論点が「重要度」(A,B,Cマーク)でわかりますので「余裕があればやる、なければ飛ばす」といった判断がしやすいです。
- 法改正に対応しています。
ややデメリット
「分野別」過去問題集の問題数としては、やや少ないです。
一般的な「分野別」過去問題集の問題数は、直近10年分の「約481問」が掲載されており、本問題数は「300問」の掲載です。(カバー率:62%)
※ただし、メリットにある「合格に必要な300問に厳選」していることと、「問題の解説を丁寧」にしていることのトレードオフであり、良問を少ない問題数で習得したい受験生の方はデメリットにはなりません。
本問題集のタイプ
本「問題集」のタイプは、「分野別」過去問題集になります。
(スマホの方は、ピンチイン・ピンチアウトにて拡大・縮小ができます)
この教材の使い方
- 合格に必要な良問が集められているため、出題頻度が高い問題を解く使い方です。
- また、「分野別」問題集であるため、論点をまとめて効率的に解く使い方ができます。
評価点は「29点/30点」です
当サイトは、独自の「評価項目」を用いて、本テキストを「評価点」をつけて評価しています。
- 「評価項目」は、6項目です。
- 「評価点」は、「評価項目」ごとに5点、合計で30点満点(6項目×5点)としています。
※25点以上は高得点です。
評価項目と評価点
カテゴリ | 評価項目 | 評価点 (各5点) |
---|---|---|
内容面 | ①出題頻度 A、B、Cランクの内容が 網羅されているか?(網羅性) | 5 |
②解説が理解しやすいか? | 5 |
|
③法改正に対応しているか? | 5 |
|
外観面 | ④問題数が適量か? | 4 |
⑤解いている最中に解答が見えないか? | 5 |
|
差別化 要素 | ⑥独自の差別化要素 | 5 |
合計点数 | 29/30 |
※評価項目ごとの評価点・評価基準は当サイトの独自のものです。
定期的に調整していますので評価点が変わる場合がありますのでご注意ください。
※また、評価点は人によって感じ方が異なります。
その場合は,点数よりも評価内容を参考になさってください。
以下に、理由・根拠を詳しく解説します。
宅建士 合格のトリセツ 分野別 過去問題集 2023年版【徹底レビュー】
それでは理由・根拠を詳しく、以下の「評価項目」を用いて点数をつけて評価していきます。
- 「評価項目」は、6項目です。
- 「評価点」は、「評価項目」ごとに5点、合計で30点満点(6項目×5点)としています。
- 出題頻度 A、B、Cランクの内容が網羅されているか?(網羅性)
- 解説が理解しやすいか ?
- 法改正に対応しているか?
- 問題数が適量か?
- 解いている最中に解答が見えないか?
- 独自の差別化要素
▼「内容面」
▼「外観面」
▼「差別化要素」
①出題頻度 A、B、Cランクの内容が網羅されているか?(網羅性)
A.すべて網羅しています。→ 5点/5点
根拠:「科目」ごとの「出題頻度 A,B,Cランク」の網羅性は、下表のとおりです。
「出題頻度A,B,Cランク」の網羅性
科 目 | 「出題頻度A,B,Cランク」の網羅性 |
---|---|
宅建業法 | 15/15論点の「A,B,Cランク」網羅 |
民法(権利関係) | 22/24論点 の「A,B,Cランク」を網羅 |
法令上の制限 | 6/6論点 の「A,B,Cランク」を網羅 |
税・その他 | 10/10論点 の「A,B,Cランク」を網羅 |
「出題頻度 A,B,Cランク」とは?
※宅建の試験範囲をもとに、12年分の過去問を確認し「出題頻度」のランク付けを行いました。
- Aランクは、毎年出題される出題頻度が高い論点であり、必至で覚えなければならない知識です。
- Bランクは、2年に1度程度のペースで出題される論点で、こちらも2番目に優先して覚えなければならない知識です。
- Cランクは、5年に一度程度のペースで出題される論点で、余裕があったら覚えたい知識です。
- Pランクは、10年に一度程度のペースで出題される論点で、あまり時間を割かないほうがいい知識です。
根拠:詳細な「論点別」の「出題頻度 A,B,Cランク」の網羅性は、下表になります。
(※スマホの方は、ピンチイン・ピンチアウトにて、拡大・縮小ができます)
論 点 | 出題頻度 (A:高,B:中,C:低) | 宅建士 合格のトリセツ 「分野別」過去問題集 2023年度版 LEC 網羅性(〇/△/なし) |
---|---|---|
■宅建業法 |
||
1.宅地建物取引業 | A | 〇 |
2.免許 | A | 〇 |
3.宅地建物取引士 | A | 〇 |
4.事務所の設置 | A | 〇 |
5.営業保証金 | A | 〇 |
6.保証協会 | A | 〇 |
7.広告や契約の注意事項 | A | 〇 |
8.業務における諸規定 | A | 〇 |
9.媒介代理契約の規制 | A | 〇 |
10.35条 重要事項説明 | A | 〇 |
11.37条書面(契約書) | A | 〇 |
12.自ら売主の制限 (8種規制) | A | 〇 |
13.報酬額の規制 | A | 〇 |
14.監督処分と罰則 | A (罰則はC) | 〇 |
15.住宅瑕疵担保履行法 | A | 〇 |
■民法(権利関係) |
||
1.制限行為能力者 | B (被保佐人, 被補助人はC) | 〇 |
2.意思表示 | A (心裡留保はC) | 〇 |
3.代理 | A (表見代理はP) | 〇 |
4.時効 | B | 〇 |
5.物権変動・対抗問題 | A | 〇 |
6.相隣関係 | P | 〇 |
7.共有 | P | 〇 |
8.抵当権 | A (根抵当権はP) | 〇 |
9.その他の担保権 | P (地役権,留置権, 先取特権,質権はP) | なし (頻度[低]で問題なし) |
10.保証・連帯保証 | C | 〇 |
11.連帯債務 | C | 〇 |
12.債権譲渡 | C | 〇 |
13.債務不履行 | A | 〇 |
14.弁済相殺 | P | △ (弁済あり問25-26, 相殺なし。 頻度[低]で問題なし) |
15.契約不適合責任 | A | 〇 |
16.賃貸借契約 | A (賃借権の譲渡・転貸) | 〇 |
17.借地借家法 (借地権) | A (裁判所の許可はC, 建物の再築はP) | 〇 |
18.借地借家法 (借家権) | A (借地上の建物の 賃借権はC) | 〇 |
19.その他の契約 | C (使用貸借, 請負,贈与) | ○ (使用貸借問67, 請負あり問90, 贈与あり問93) |
20.事務管理 | C | ○ (委任あり問92, 善管注意義務あり問92) |
21.不法行為 | B (共同不法行為はC) | 〇 |
22.相続 | A (欠格・廃除はC, 遺留分はC) | 〇 |
23.不動産登記法 | A (合筆・分筆はP) | 〇 |
24.区分所有法 | A | 〇 |
■法令上の制限 |
||
1.都市計画法 | A (地区計画はC) | 〇 |
2.建築基準法 | A | 〇 |
3.国土利用計画法 | A (事前届け出はP) | 〇 |
4.農地法 | A | 〇 |
5.土地区画整理法 | A | 〇 |
6.宅地造成等規制法 | A (監督処分, 災害防止措置はC) | 〇 |
■税・その他 |
||
1.不動産取得税 固定資産税 | A | 〇 |
2.所得税 | C | 〇 |
3.印紙税 | A | 〇 |
4.登録免許税 | A | 〇 |
5.相続税贈与税 | P | △ (相続税はなし。 頻度[低]で問題なし) |
6.不動産鑑定評価基準 | A | 〇 |
7.地価公示法 | A | 〇 |
8.住宅金融支援機構法 | A | 〇 |
9.景品表示法 公正競争規約 | A | 〇 |
10.土地建物 | A | 〇 |
論点数 計 | 55 | 53 (〇は1、△は0.5 小数点は切上で集計) |
評価点: コメント: | 5点/5点中 A,B,Cランクを網羅 |
②解説が理解しやすいか?
A.問題の選択肢に対する「解説」が理解しやすいです。→ 5点/5点
■理由:問題の解説が、①「解説のポイント」、②「数行の簡潔な解説」、③「イラスト解説」の順で解説されており わかりやすいです。
- 「解説のポイント」にて、苦手な人向けに問題を解くうえでのヒントが記載され、
- 「数行の簡潔な解説」で選択肢ごとの解説がなされ、
- 「イラスト解説」にて、概念やイメージをつかむことができます
■根拠:権利関係(民法)の「物権変動」を例に検証してみます。(P78-79 問39)
権利関係(民法)の「物権変動」を例に検証
- 「解説のポイント」という、問題を解くうえでのヒントが記載
問題を解く際に、この問題は「何の論点に注目して,何に注意すればいいか」が判断できるようになります。
例えば、問題を見たときに「物権変動に注目しているから,登記の有無に注意だな」「賃貸借のオーナーチェンジに注目しているから,敷金の承継に注意だな」などと、何に注目して,何に注意すればいいのかわかるようになります。 - 「数行の簡潔な解説」にて要点を説明して理解を促す
- 「イラスト解説」にて、概念やイメージをつかむ
・一般的な分野別過去問題集は、10年分の過去問題を掲載しているため書面スペースが限られますが、本問題集は「厳選した300問」しか載せていない利点を活かし、イラストを掲載して学習効果を高めています。
・本イラストは、同社LEC「合格のトリセツ 基本テキスト」の内容を抜粋しており、統一感のあるイラストに仕上がっています。
さらに、「覚えよう!」と「過去問プラスアルファ!」というページも用意され、学習効果が高かったので、次に紹介します。
■「覚えよう!」
権利関係(民法)の「取消し」と「解除」と「時効と登記」は、似たような論点で混乱しがちですが、「覚えよう!」にてしっかり比較して掲載されていました。
「覚えよう!」(「取消し・解除・時効と登記」の違い)
「似たような論点は比較しながら暗記」することが重要です。
なぜなら、比較しながら暗記していないと、本試験会場で2択までは絞れるが その先が絞れなくなったりします。
この「覚えよう!」は、似たような論点が表形式で整理されており、暗記がしやすいです。
■「過去問プラスアルファ!」
通常の問題の下に「過去問プラスアルファ」が用意されており、同じ論点の問題が角度を変えて追加されています。
問題を解く応用力が身につきます。
「過去問プラスアルファ」(「賃貸借」)
③法改正に対応しているか?
A.法改正に対応しています。→ 5点/5点
■根拠:以下のように、法改正に対応しています。
▼税・その他の法改正
税・その他の「贈与税」と「相続時精算課税」の受贈者の年齢:「18歳以上」に対応ずみ(P153 問73)
- 【改正前】:受贈者の年齢が20歳以上の子・孫等であった。
- 【改正後】:受贈者の年齢が18歳以上の子・孫等になった。
法改正に対応済み
▼宅建業法の法改正
1.宅建業法「専任宅建士」:本問題集には該当する問題および解説文がありませんでした。
- 【改正前】:事務所に業務に従事する者5人に1人以上の割合で専任宅建士を設置し、専任宅建士は事務所に常駐することが必要でした。
- 【改正後】:しっかり環境を整えていれば常駐の必要なし。となりました。
2.宅建業法「住宅瑕疵担保履行法」 :本問題集には該当する問題および解説文がありませんでした。
- 【改正前】:新築住宅を引き渡したときに課される資力確保状況の届出の基準日が「3月31日」と「9月30日」年2回でした。
- 【改正後】:基準日が「3月31日」の年1回となりました。
※過去問題集は、文字どおり過去の問題を掲載している関係で、新年度の法改正の問題はまだできていない場合があります。
④問題数が適量か?
A. 「分野別」過去問題集の問題数としては、やや少ない印象を受けます。→ 4点/5点
【問題数】:300問
■理由:次になります。
本問題集は、合格に必要な問題を厳選して「300問」に絞り込んで掲載しています。
一般的な「分野別」過去問題集は、直近10年~12年分の問題が掲載されており、10年分では「約481問」になります。
本問題集と一般的な分野別過去問題集の問題数を比べるとやや少ないため、4点とさせていただきました。
※ただし注意点として、
本問題集のコンセプトは「合格に必要な300問に厳選」していることと、「問題の解説を丁寧」にしていることで問題数が少なめになっていますが、良問を少ない問題数で習得したい受験生の方はデメリットにはなりません。
■根拠:科目ごとの問題数は、下表のとおりです。
科 目 | 問題数 |
---|---|
1.民 法 | 問1~問100=100問 |
2.宅建業法 | 問1~問100=100問 |
3.法令上の制限 | 問1~問54=54問 |
4.税・その他 | 問55~問100=46問 |
小計: | 300問 |
最新過去問題 | なし (2023年5月10日に ダウンロード可能) |
合計: | 300問 |
参考までに、「一般的な分野別 過去問題集」の問題数に対する、「本問題集」のカバー率を計算してみました。
「一般的な分野別 過去問題集」は、直近の10年分の「約481問」が掲載されており、「本問題集」を「一般的な分野別 過去問題集」の10年分のカバー率として換算すると「62%」になります。
※【計算式】:300÷481問=62%(「本問題中」 ÷ 「一般的な分野別 過去問題集」)
⑤解いている最中に解答が見えないか?
A.「問題」を解いている最中に「答え」が見えることがないです。→ 5点/5点
■理由:「問題」が左ページに「解答」が右ページに物理的にページを分けて配置されており、問題を解いている最中に「答え」が見えることがないです。(Good)
■根拠:下のイメージをご確認ください。
「問題」が左ページに「解答」が右ページに配置され、解いている最中「答え」が見えることがない
「問題」と「解答」が同じページにあると、解いている最中に「答え」が見えてしまい、都度ストレスを感じてしまいます。
本問題集は物理的に「問題」と「解答」を別ページに配置することで、この課題をクリアしています。(Good)
⑥独自の差別化要素
1.「重要度」アイコンがあり、論点ごとに「 A」「B」「C」 の重要度を確認できます。
2.進捗把握の「チェックボックス」にて、自分が問題を何回といたか確認できます。
3.本「分野別」過去問題集から 同社LEC「合格のトリセツ 基本テキスト」へのリンクがあります。
→ 5点/5点
■根拠:
1.「重要度」アイコンは、重要度が高い論点にはタイトルに「重要」とアイコンが表示されています。
下のイメージのように、タイトルに重要度に応じて「A」「B」「C」のアイコンが表示されており、「余裕があればやる、なければ飛ばす」といった判断がしやすいです。
2.進捗把握の「チェックボックス」:
下のイメージのように、この問題を何回といたかを「チェックボックス」に記録を残すことができ、学習の進捗が確認しやすいです。
3.「合格のトリセツ 基本テキスト」へのリンク:
下のイメージのように、本「分野別」過去問題集から、同社LEC「合格のトリセツ 基本テキスト」へのリンクがあります。
1問ごとに、基本テキストの「章・節単位」へのリンクとなり、基本テキストの解説を探す手間が省けます。(Good!)
章単位(1.都市計画法)のリンクよりも、細かい節単位(3.用途地域、4.補助的地域地区)でのリンクとなり、問題集に該当のテキスト番号を書き込む受験生の負荷が軽減されます。
本問題集から、基本テキストへのリンク
細かい節単位(「3.用途地域」)のリンクとなり、受験生の負荷が軽減されます。
基本テキストへのリンク「1.都市計画法」-「3.用途地域」
細かい節単位(「4.補助的地域地区」)のリンクとなり、受験生の負荷が軽減されます。
基本テキストへのリンク「1.都市計画法」-「4.補助的地域地区」
まとめ
メリット
- 30年分の過去問データベースから合格に必要な300問を厳選しています。
- ほかの「分野別」過去問題集の種類の中では、問題の解説が丁寧に説明されており、理解しやすいです。
- 「問題」ページと「解答」ページを物理的に分けて配置しており、問題を解いている最中に「答え」が見えることがないです。
- 出題頻度の高い論点とそうでない論点が「重要度」(A,B,Cマーク)でわかりますので「余裕があればやる、なければ飛ばす」といった判断がしやすいです。
- 法改正に対応しています。
ややデメリット
「分野別」過去問題集の問題数としては、やや少ないです。
一般的な「分野別」過去問題集の問題数は、直近10年分の「約481問」が掲載されており、本問題数は「300問」です。
※ただし、メリットにある「合格に必要な300問に厳選」していることと、「問題の解説を丁寧」にしていることのトレードオフであり、良問を少ない問題数で習得したい受験生の方はデメリットにはなりません。
この教材の使い方
- 合格に必要な良問が集められているため、出題頻度が高い問題を解く使い方です。
- また、「分野別」問題集であるため、論点をまとめて効率的に解く使い方ができます。
まとめ
- 評価したところ、学習対象者は 「初学者」を対象にしています。
- 評価点は「29点/30点」であり、問題の解説が丁寧な「分野別」過去問題集を探している方は「買い」です。
「宅建士合格のトリセツ 分野別 過去問題集」を使うことで、
勉強開始までの「教材選択の時間ロス」をはぶき、効率よく学習を進めていだきたくことができます。
以下は、今回レビューした「合格のトリセツ 分野別 過去問題」の購入リンクです。
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購入リンク:宅建士 合格のトリセツ 分野別 過去問題集 2023年度版
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→ 2023年版 アガルート宅建講座 入門総合カリキュラム【プロがレビュー】
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→ 2023年版 フォーサイト 宅建スピード合格講座【プロがレビュー】
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関連記事:教材のレビュー記事
本問題集と”リンク” している「合格のトリセツ 基本テキスト」(同社LEC)のレビュー記事
・本記事の問題集と、下の「合格のトリセツ 基本テキスト」が ”リンク” していますので、セットでの購入をおすすめいたします。
・特徴は、「ページ総数」が少なく、サクサクと読み進められます。どうぞ、お読みください。
→ 2023年版 宅建士合格のトリセツ基本テキスト【プロがレビュー】
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参考2023年版 宅建士合格のトリセツ 基本テキスト【プロがレビュー】
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2023年版 宅建 厳選した「過去問題集」5冊を【プロが徹底比較】
2023年版の過去問題集を点数付けして徹底比較しています。ぜひお読みください。
(「①トリセツ 一問一答式」「②トリセツ 分野別」「③出る順 ウォーク問」「④一問一答〇×1000肢」「⑤出る順 模試形式 30年」)
→ 2023年版 宅建 厳選した過去問題集5冊を【プロが徹底比較】
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参考2023年版 宅建 厳選した「過去問題集」5冊を【プロが徹底比較】
続きを見る
2023年版 宅建 厳選した「基本テキスト」5冊を【プロが徹底比較】
2023年版の基本テキストを点数付けして徹底比較しています。ぜひお読みください。
(「①合格のトリセツ」「②らくらく宅建塾」「③わかって合格る」「④出る順」「⑤とらの巻」)
→ 2023年版 宅建 厳選した基本テキスト5冊を【プロが徹底比較】
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参考2023年版 宅建 厳選した「基本テキスト」5冊を【プロが徹底比較】
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